こんにちは、ひいろです。
我が家が一条工務店に惹かれた大きな理由の一つが、大容量の太陽光パネル&蓄電池。
でもそれが実際に電気代としてお得なのか、検討中はずっと気になっていました。
ひいろだからこそ、契約前後は先輩オーナーさんの光熱費の記事を読みあさっていました。
今度は我が家が一例になればと思い、2025年7月から毎月の電気代(光熱費)を公開しています。
この記事では、太陽光発電&蓄電池パッケージを採用したオール電化住宅に住む我が家の、2026年10月分の電気代と太陽光稼働実績を実データで公開します。
- 2026年10月の買電額・売電額
- 太陽光・蓄電池の稼働実績と今月の効果
- 前月・過去の同月との比較
- 電気代を抑えるために意識していること
一条工務店 i-smartⅡ の実際の電気代が知りたい方や、太陽光・蓄電池の導入に悩んでいる方の検討材料になれば嬉しいです。
※累計4年半分の光熱費と費用回収の検証については、こちらの記事で詳しくまとめています
10月の電気代・売電の結果


まずは今月の結果を見ていきましょう。
対象期間は、2026年9月10日〜10月9日の30日間です。
- 一条工務店 i-smartⅡ/約30坪・2階建て
- 太陽光10kW+蓄電池7.04kWh
- オール電化(オクトパスエナジー シンプルオクトパス)
今月の結果サマリー:実質-2,980円
今月の買電・売電金額と、実質の電気代は以下のとおりでした。
- 買電:268kWh/8,471円
- 売電:289kWh/5,491円
- 実質負担額:2,980円



天気の悪い日が多く発電は伸びませんでしたが、使う電気も減り、実質負担は約3,000円でした。
前月の約6,700円から半分以下になっています。
請求金額の内訳
我が家の契約は、オクトパスエナジーの「シンプルオクトパス」です。
電力量料金は時間帯を問わず30.93円/kWhで、基本料金・燃料費調整額はかからず、非常にシンプルな請求になりました。
- 電力量料金:8,289円(30.93円×268kWh)
- 再エネ賦課金:1,120円(4.18円×268kWh、明細の端数処理後)
そして今月も、国の「電気・ガス料金支援」で、3.5円/kWhが補助されます。
オクトパスエナジーは、上記の合計金額から、直接補助金額分を減額してくれるという、とても分かりやすい構造でした。
値引き前の合計9,409円から938円(3.5円×268kWh)を引き、請求額は8,471円になりました。



補助は9月分の4.5円から3.5円に縮小しましたが、使用量そのものが少なかったので、請求額は1万円を切りました。
前提:我が家の太陽光・蓄電池のスペックと条件
上記の結果を出した、我が家の住宅スペックは以下のとおりです。
- シリーズ:一条工務店 i-smartⅡ
- 延床:約30坪、2階建て
- 地域:関東の平野部(雪はほとんど降らない地域)
- 太陽光容量:10kW(屋根いっぱいに搭載)
- 屋根勾配:1.5寸(約8.5度)・南向き
- 蓄電池容量:7.04kWh(パッケージ)
- オール電化住宅(ガスなし)
- さらぽか採用(床暖房&床冷房)
- 契約プラン:オクトパスエナジー シンプルオクトパス
- 家族構成:夫婦+子供1人



オール電化なので、光熱費は電気のみです!
太陽光・蓄電池の稼働実績


ここからは、一条工務店のアプリから取得したデータをもとに、同時期の太陽光・蓄電池の稼働実績をまとめていきます。
発電・売電・消費の内訳
今月の自家消費率は約54.2%。
発電した電気の半分以上を、家庭内と蓄電池で使っていました。
今月の内訳は以下のとおりです。
- 発電量:648kWh
- 消費量:580kWh
- 売電量:297kWh
- 買電量:264kWh
※電力会社の請求明細と一条工務店アプリでは、毎月若干の誤差が出るようです。(理由は不明)



家庭ごとの差が大きいため、あくまで参考値としてご覧ください。
日別の発電量・電気使用量の一覧
1日ごとの発電・消費・売電・買電量の詳細は、以下にまとめています。
▶日別の発電量・電気使用量を見る(☝️タップで開く)
| 日 | 発電量(kWh) | 消費量(kWh) | 売電量(kWh) | 買電量(kWh) |
|---|---|---|---|---|
| 9/10 | 14.50 | 20.63 | 1.98 | 9.32 |
| 9/11 | 9.43 | 20.29 | 0.11 | 11.97 |
| 9/12 | 19.06 | 13.44 | 8.23 | 3.73 |
| 9/13 | 23.37 | 18.01 | 9.61 | 5.44 |
| 9/14 | 44.56 | 27.82 | 24.96 | 9.40 |
| 9/15 | 12.91 | 30.91 | 0.13 | 19.32 |
| 9/16 | 7.21 | 21.36 | 0.01 | 15.38 |
| 9/17 | 28.14 | 22.60 | 12.33 | 7.50 |
| 9/18 | 24.16 | 20.98 | 10.17 | 8.21 |
| 9/19 | 15.12 | 17.65 | 2.87 | 6.68 |
| 9/20 | 8.34 | 12.92 | 0.34 | 6.10 |
| 9/21 | 1.52 | 16.71 | 0.00 | 16.10 |
| 9/22 | 36.58 | 14.12 | 25.20 | 3.96 |
| 9/23 | 6.67 | 20.00 | 0.03 | 14.31 |
| 9/24 | 42.60 | 24.69 | 24.74 | 7.90 |
| 9/25 | 28.26 | 21.48 | 13.24 | 7.67 |
| 9/26 | 6.08 | 20.35 | 0.05 | 15.19 |
| 9/27 | 16.80 | 23.31 | 3.58 | 11.27 |
| 9/28 | 5.23 | 18.17 | 0.00 | 13.93 |
| 9/29 | 6.30 | 19.82 | 0.02 | 14.63 |
| 9/30 | 17.41 | 17.47 | 5.78 | 6.76 |
| 10/1 | 42.14 | 24.08 | 23.29 | 6.49 |
| 10/2 | 9.70 | 17.32 | 0.03 | 9.28 |
| 10/3 | 37.00 | 17.40 | 23.54 | 4.90 |
| 10/4 | 23.84 | 19.39 | 7.13 | 3.96 |
| 10/5 | 13.40 | 18.69 | 1.74 | 8.22 |
| 10/6 | 31.12 | 22.15 | 15.12 | 7.44 |
| 10/7 | 36.01 | 12.08 | 25.36 | 2.68 |
| 10/8 | 40.92 | 12.80 | 29.74 | 2.90 |
| 10/9 | 39.82 | 13.82 | 27.72 | 3.06 |
| 平均 | 21.61 | 19.35 | 9.90 | 8.79 |
1日の平均買電量は約8.8kWh。
9月中旬〜下旬は、発電量が10kWhに届かない日もそこそこありました。
10月に入ってからは晴れの日が増え、発電も持ち直しています。



全体の発電量は真冬並みで、入居後ワースト4位です。
稼ぎ時なのに残念…
太陽光&蓄電池による影響
では、もし太陽光や蓄電池がなかった場合、今月の電気代はいくらくらいになっていたのでしょうか。
ざっくりではありますが、条件をそろえて試算してみます。
- 電気使用量
→ 消費全体 − 買電量(電力会社明細) - 電気代
→ 電力量料金30.93円/kWh(時間帯による単価差なし)
→ 再エネ賦課金・政府の値引き込み(1kWhあたり31.61円)
※あくまで参考値です。
結果はこちら。
- 電気使用量:312 kWh(太陽光・蓄電池でまかなった分)
└うち、蓄電池からの放電:114 kWh(日中に発電した電気をためて、夜間に使った分) - 想定される電気代:9,862円
今月の実績を合わせると…
太陽光・蓄電池がなかった場合の電気代
→18,333円(上記+実際の買電額)



売電収入も含めた実質負担との差は約1.5万円です。
発電が少ない月でも、これだけの金額を太陽光・蓄電池がまかなってくれています。
今月の振り返りと電気代節約のために


ここまでは、10月の電気代や太陽光・蓄電池の実績を数字で見てきました。
最後に、今月の生活状況を振り返りながら、「なぜこの結果になったのか」「我が家なりに気をつけていること」をまとめておきます。
今月の振り返り
今月の電気代に影響した出来事を振り返りつつ、前月・過去の同月と比較してみます。
9月中旬から日照不足が続き、発電は5年間で最少
我が家のエリアでは、対象期間30日間の日照時間が約86時間でした(アメダスの積算値)。
入居後の同じ期間の平均(約135時間)より約36%少なく、雨が降った日(1mm以上)も、平均の約8.5日に対して15日と、2倍近くになっています。
特に9月中旬〜下旬は日が出ない日が続き、発電量は前月の約820kWhから約650kWhに減りました。
オクトパスエナジーの乗り換え効果と国の補助
基本料金0円・時間帯による単価差なしの請求も2ヶ月目です。
今月も、東電のままだった場合と比べてみました。
▶もし東電のままだったら:約2,630円高かった/乗り換え後の累計:約4,380円(☝️タップで詳細)
- 基本料金:3,741円(311.75円×12kVA)
- 通常時間帯:6,115円(35.76円×171kWh)
- 深夜時間帯:2,591円(27.86円×93kWh)
- 燃料費調整額:-2,455円(-9.30円×264kWh)
- 再エネ賦課金:1,104円(4.18円×264kWh)
計:11,096円(実際の請求8,471円との差:2,625円)
※一条アプリベースのため、実際の買電量(268kWh)と一致していません。
※9月分からの累計の差:約4,380円(9月分1,753円+10月分2,625円)
また、国の補助で938円値引きされました。
補助が独立した行で書かれているので、毎月いくら補助されたかがひと目で分かります。
前月(9月分)と比較して:減少
売電収入はほぼ同じ(約5,500円)でしたが、買電金額が約3,700円下がりました。
実質負担は約6,700円から約3,000円へ、約3,700円減っています。



消費量は約870kWhから約580kWhへ、約290kWh減りました。
気温が下がり(期間の平均気温:約26℃→約22℃)、早々にさらぽかを切ったので、使う電気そのものが減ったのが一番の要因です。
過去の同月(2022年〜2025年10月)と比較して:減少
同じ請求期間(9月10日〜10月9日)の過去の同月との比較は以下のとおりです。
| 年 | 発電(kWh) | 消費(kWh) | 買電(kWh) | 売電(kWh) | 買電金額 | 売電金額 | 実質収支 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022 | 908 | 482 | 195 | 573 | 9,994円 | 10,887円 | +893円 |
| 2023 | 910 | 628 | 223 | 452 | 9,103円 | 8,588円 | -515円 |
| 2024 | 792 | 571 | 217 | 389 | 9,280円 | 7,391円 | -1,889円 |
| 2025 | 863 | 735 | 278 | 344 | 11,291円 | 6,536円 | -4,755円 |
| 2026 | 648 | 580 | 268 | 289 | 8,471円 | 5,491円 | -2,980円 |
今年の発電量は5年間で最も少なくなりましたが、買電金額も5年間で最も安くなりました。
買電量は2022〜2024年より多いのに金額が下がったのは、基本料金がなくなったことが大きいと考えられます。
(国の補助は2023〜2025年の同月にもあったため)
実質負担は前年より約1,800円軽くなっています。
在宅・生活状況
今年はシルバーウィークが長くて旅行に行けたので、例年より在宅時間は短かったと思います。
とはいえ、消費量は約580kWhで、前年(約740kWh)より約160kWh少なくなりました。



今月は天候要因で、発電はできない一方で涼しくて消費も減り、結局それほど残念な結果にはならずに済んだかなという印象です。
電気代節約のために気をつけていること
太陽光や蓄電池のおかげで、電気代を過度に気にせず生活できているのは事実です。
それでも、「できる範囲で少しでも節約したい」という気持ちはあり、我が家では次のような点を意識しています。
- エコキュートの湯沸かしは夜中ではなく午前中に行う
- 夜間に蓄電せず、日中の発電分から蓄電する設定に
- 煮込み料理は夕方までに済ませる
- 洗濯はできるだけ晴れた日に行う(乾燥機は電気を食うため)
- 生ごみ処理機も晴れた日に稼働



消費電力の大きい家電は、なるべく日が出ている時間帯に使うことを意識しています。
電力会社を比較する
以下の記事で、実測データをもとに電力会社を比較試算したところ、我が家の使い方ではオクトパスエナジーが年間約24,000円お得という試算になりました。
7月に申し込み、2026年9月分からシンプルオクトパスでの請求が始まっています。




ご自身の使い方や地域によって最適な電力会社は変わるので、「今の電気代、高いのかな?」と感じた方は、一度、比較サービスでチェックしてみるのもおすすめです。
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電力会社は、売電先と異なっていても問題ありません(今の我が家がその状態です)。
思い切って見直してみるのも、電気代節約の一つの手ですね。
実際の効果はこれから数ヶ月の請求で確かめていきますが、今月は東電換算で約2,630円安くなる試算です(乗り換え後の累計:約4,380円・今月の振り返り参照)。
まとめ
今回は、一条工務店で太陽光発電&蓄電池を搭載した我が家の2026年10月分の電気代と稼働実績をまとめました。
数字だけを見ると分かりにくい部分もありますが、生活状況や季節要因とあわせて振り返ることで、太陽光・蓄電池の「実際の効果」が見えてきます。
- 10月の実質負担は約-3,000円
- 使用量が減って買電金額が1万円を切り、前月から約3,700円の負担減。
- 自家消費率は約54%
- 発電した電気の半分以上を家庭内と蓄電池で使用。
- 日照不足で発電は5年間で最少も、買電金額も5年間で最安
- 基本料金0円と国の補助(約900円)が、発電の落ち込みをカバー。
- 太陽光・蓄電池がなければ電気代は約1.8万円
- 発電が少ない月でも、約1.5万円分を太陽光・蓄電池がまかなった。
- 日中に電気を使う意識が節約につながる
- 家電の使い方やタイミングを少し意識するだけでも、太陽光との相性はかなり良くなる。
今後も、月ごとの電気代や生活状況を記録しながら、リアルなデータを発信していく予定です。
太陽光や蓄電池を検討している方へ、少しでも参考になれば嬉しいです。
ではまた👋
4年分の光熱費データをもとに、太陽光・蓄電池の費用回収を検証した記事はこちらです。


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