こんにちは、ひいろです。
「高気密高断熱の一条工務店なら、カビとは無縁だろう」——そう思って契約した方も多いのではないでしょうか。
我が家も、住むまではそう思っていました。
結論からお伝えすると、一条工務店の家でもカビは生えますし、結露も起こります。
ただ、4年以上住んで実際にカビが出たのは「お風呂のパッキン」と「ハニカムシェードを締め切った窓」の、たった2か所だけでした。
我が家は延床約30坪・i-smart・2階建てで、全館さらぽか空調を採用しています。
実際に住みながらカビ・結露と向き合ってきた経験をもとに、どこに・なぜ出るのか、どう対処したのかをお伝えします。
- 一条工務店でカビ・結露が出やすい場所
- 我が家で実際に生えた2か所と対処法
- 結露・カビを防ぐ毎日のちょっとした工夫
- さらぽか・ロスガードなど設備とカビの関係
梅雨や夏の湿気が多い時期はもちろん、冬の結露も含めて、カビ事情は一年を通して気になるところですよね。
これから建てる方や、今まさにカビ・結露に困っている方の参考になれば嬉しいです。
結論:一条工務店でもカビは生える・結露は起こる。でも生えたのは2か所だけ

まずは結論からお伝えします。
高気密高断熱の一条工務店でも、条件がそろえばカビは生えますし、結露も起こります。
高気密高断熱なのに、なぜゼロにならない?
高気密高断熱の家は、気密性が高いぶん湿気も外に逃げにくい構造です。
その湿気は24時間換気で外に出していますが、水回りや窓際など「湿気」と「温度差」が集中する場所では追いつかないことがあります。
だからこそ、カビや結露がゼロになるわけではないんですね。
ひいろ「気密性能が高い=カビない」と思い込んでいたので、最初にカビを見つけたときはショックでした。
要注意は「水回り」と「ハニカムを締め切った窓」
我が家で4年以上住んで実際にカビが出たのは、お風呂のパッキンと、ハニカムシェードを締め切っていた窓のサッシの2か所だけでした。
逆に言えば、それ以外の場所はカビ知らずで過ごせています。



出る場所が限られているので、ポイントさえ押さえれば過度に心配しなくて大丈夫、というのが住んでみての実感です。
そもそもなぜ結露・カビが起きる?仕組みを簡単に


対策を知る前に、「なぜ起きるのか」を一度整理しておきましょう。
結露=温度差+湿気。結露を放置するとカビのもとになる
結露は、暖かく湿った空気が冷たい面に触れて水滴になる現象です。
冬の窓ガラスにつく水滴が代表例ですね。
この水滴を放っておくと、その湿気がカビのエサ場になってしまいます。
つまり、結露対策がそのままカビ対策になるというわけです。



「結露はただの水滴」と侮っていると、気づいたときにはカビ…というのが我が家のパターンでした。
結露・カビが出やすい3つの条件
結露やカビは、特定の条件が重なったときに出やすくなります。
代表的なのは、次の3つです。
- 室内の湿度が高い(加湿のしすぎ など)
- 外気との温度差が大きい(窓まわり など)
- 空気がこもって動かない(締め切り・換気不足)
この3つが重なる場所ほど、結露からカビへと進みやすくなります。
我が家でカビが出たのも、まさにこの条件がそろった「窓まわり」と「水回り」でした。
この後、実際に生えた2か所の体験をお話しします。



逆に言えば、この条件を潰していくほど、結露・カビは減らせるということでもあります。
【実体験①】1年目に生えたお風呂パッキンのカビ
まずは、入居1年目に出たお風呂のゴムパッキンのカビです。
「50℃シャワー」での予防が続かず発生
引き渡しのとき、「お風呂上がりに50℃くらいのお湯を壁にかけるとカビ予防になる」と教わりました。
でも、これを毎日続けるのはなかなか難しく、いつのまにかパッキンに黒カビが出ていました。
入居当初は、貼るタイプの防カビグッズも使っていたのですが、期限切れのまま放置していたのも一因かもしれません。
これを使っていた間は、出ていなかったような気がしますが…



毎日のひと手間って、地味に続かないんですよね…
(言い訳です)
▶実際の風呂パッキンのカビ写真はこちら(⚠️閲覧注意⚠️)


ハイターでは落ちにくい。ジェルパックまたはコーキング打ち替えか
泡タイプのハイターは何度か試しましたが、上手く落とすことができませんでした。
また、液体タイプももちろん、垂れてゴムに浸透する前に流れてしまい、なかなか落ちません。
効くのは、ジェルタイプのカビ取り剤を塗って上からラップで覆い、30分〜数時間置く方法だそうです。
密着させることで、ゴムの奥までしっかり届きます。



今度試してみようと思っているので、結果がでたらまた追記します。
ただ、ゴムの奥深くまで根を張った黒カビは、完全には落ちないこともあります。
その場合は、防カビ剤入りの風呂用コーキングで打ち替える方法もあるとのこと。



市販品で自分でも作業できるそうです。
取れなくてどうしても気になるようなら、検討ですかね。
【実体験②】冬の窓・サッシに生えたカビ


2か所目は、冬場に窓サッシに生えてしまったカビの話。
原因はハニカムシェードの“締め切り”と加湿器だった
冬場は乾燥しているため、一見梅雨などの方がカビが生えそうですが、窓の結露は圧倒的に冬場が多いです。
原因は、加湿器で室内の湿度を上げていたことと、夜にハニカムシェードを下まで締め切っていたことです。



加湿器は窓に近い場所に置くほど、結露しやすくなります。
我が家では冬場は必須アイテムなのですが、置き場所は要注意でした。
また、一条のハニカムシェードは結構優秀で、閉めておくと冷気がだいぶ抑えられます。
逆に言うと、部屋に入ってこない冷気は、窓とシェードの間に溜まったままです。
そこに一定以上の湿度があると、窓が結露し、水分がサッシに残ります。
それを放置した結果、カビとなってしまったわけです。



子供のねんね環境を整えるために真っ暗にしたいのもあり、ずっと締め切っていました。
我が家の対処法:ウタマロで拭き取り+アルコール除菌
出てしまったカビは、ウタマロ洗剤で拭き取り、その後アルコール(消毒用エタノール)で除菌しました。
生えはじめの軽いカビなら、これで十分落ちます。
ただしアルコールは漂白する力はないので、黒い色素が残る場合は塩素系のカビ取り剤が必要です。
サッシは水でじゃぶじゃぶ洗うというのは難しい場所なので、拭き取り+除菌がやりやすいと感じています。



軽いうちにサッと拭くのがいちばんラクです。
時間が経つと落ちにくくなります。
結露を減らす運用:朝はハニカムを開ける・下を少し開けておく
予防として効いたのは、ハニカムを下から10〜15cmほど開けておくこと。
ハニカムを閉め切ると、部屋と窓の間に冷気が溜まってしまうため、開けておけば空気が循環して結露しにくくなります。
とはいえ、寝室の場合、ハニカムを開けておくと、やはりすーっと寒い空気がおりてきます。
そんな時は、朝起きたらすぐハニカムシェードを開けて換気することでも、結露はだいぶ解消します。
開けた瞬間には、どうしても水滴はついているのですが、我が家の場合は乾燥が気になるくらいなので、そのままにしておいても昼頃には乾いています。



もちろん、気になる方は拭いた方が絶対に良いですが、忙しい毎日の朝に窓を拭くというのは、なかなかハードルが高いですよね。
そんな方は、「朝にハニカムを開ける」だけでも効果があります。
我が家もそれでだいぶ改善されました。
それでも出てしまう結露には、結露ワイパーや吸水テープ、サーキュレーターでの空気循環もおすすめです。
置くだけタイプも手軽で良いですね。
他に気をつけたい場所・一条特有の設備とカビ・結露
我が家では出ませんでしたが、一般的に注意したい場所と、一条特有の設備との関係も整理しておきます。
水回り・収納・窓まわりで気をつけたいポイント
カビが出やすいのは、やはり「湿気」と「空気のよどみ」が重なる場所です。
浴室・洗面・キッチンといった水回り、空気がこもりやすいクローゼットや押入れ、結露しやすい窓まわりが代表的です。
共通する対策は、「換気をすること」と「水分を残さないこと」に尽きます。
- 浴室:使用後に換気扇を回し、水気を切っておく
- 収納:詰め込みすぎず、ときどき扉を開けて空気を通す
- 窓まわり:結露を見つけたら早めに拭き取る



特別なことではなく、「湿気をためない・空気を動かす」の積み重ねが効いてきます。
「高気密住宅はカビが生えづらい」は正しいか?
我が家では、キッチンや洗面所などは使用頻度も高く、周囲の環境は他の部屋と同じでそれほど湿度も高くないからか、今のところ一度もカビが生えていません。
また、収納に関しても、特別換気したりはしていませんが、毎日開け閉めがある収納はもちろん、年に数回しか開けない小屋裏も、特にカビが生えることなく過ごせています。
「高気密住宅はカビが生えづらい」は、完全ではありませんでしたが、かつての寒かった賃貸と比べれば、驚くほどカビを見ていないのもまた事実です。



賃貸時代、冬の朝の窓はびしょびしょで、結露どころか水たまりができていました。
クローゼットもカビが生え、服や鞄などが一部ダメになったことと比べると、差は歴然です。
一条の換気・空調設備(さらぽか・ロスガード・うるケア)と湿気の関係
一条特有の設備は、湿気対策の心強い味方になるものもあります。
- 全館さらぽか空調:デシカント式の調湿換気で、室内の湿度を一定に保ちやすい
- ロスガード(24時間換気):止めずに動かし続けるのが基本
一方、冬に加湿するうるケアは、名前のとおり湿度を足す機能です。
便利ですが、加湿しすぎると結露・カビの一因になることもあるので、「ほどほどに」を意識しておくと安心です。
また、さらぽかの床冷房を使う夏は、床が結露しないようシステムが自動で「結露防止運転」に切り替わります。
これは自動なので、普段は意識しなくて大丈夫です。
さらぽかの詳細はこちらの記事(洗濯物事情)に、性能全般はこちらの記事にまとめています。



一条の家は高気密なので、原則換気は止めません。
ただ、「加湿しすぎない」を追加で意識するだけでもだいぶ違います。
まとめ
一条工務店でもカビ・結露はゼロにはなりませんが、出やすい場所は限られていて、毎日のちょっとした工夫で十分に防げます。
- カビが出るのは「水回り」と「ハニカムを締め切った窓」が中心
- 我が家で4年以上住んで出たのは、お風呂のパッキンと窓サッシの2か所だけ。
- 場所が限られるので、ポイントを押さえれば過度に心配しなくてよい。
- 結露対策がそのままカビ対策になる
- 結露は温度差+湿気で起き、放置するとカビのもとになる。
- 水滴を早めに拭く・湿度を上げすぎないのが基本。
- 窓は「ハニカムの締め切り」と「加湿器」に注意
- 朝ハニカムを開けて換気し、就寝時も下を少し開けると結露しにくい。
- 加湿器は窓から離し、加湿しすぎないようにする。
- 生えてしまったカビには早めのケアを
- 窓サッシは、軽ければウタマロ+アルコールで十分。
- しぶとい風呂パッキンは、ジェルタイプのカビ取りや、コーキングの打ち替えという手も。
- 設備は「換気を止めない・加湿しすぎない」が基本
- さらぽかの調湿やロスガードの24時間換気は湿気対策の味方になる。
- 「高気密住宅でカビが生えづらい」は、概ね正しかったと実感。
高気密高断熱だからこそ、湿気と上手につき合えばカビの心配は最小限にできます。
今まさに窓やお風呂のカビに困っている方の参考になれば嬉しいです。
ではまた👋
🏠 会社選び・資料請求
🏡 一条の住み心地・設備
💰 お金の話(費用・ローン・確定申告)
📌 その他のおすすめ記事











コメント