こんにちは、ひいろです。
「標準仕様が充実しているから、オプションはあまりいらない」——そう聞いて一条工務店を選んだのに、見積もりのオプション欄には数百万円。
- 相場が分からず、結局みんないくら足しているのか分からない
- どこまでが実質必須で、どこからが贅沢なのか判断できない
ひいろ打ち合わせ中の我が家が、まさにこの状態でした。
最終的に、我が家が一条工務店i-smartⅡで採用したオプションは全47項目・総額5,444,560円でした。
この記事では、全項目の内訳と、実際の金額をあわせて公開します。
併せて、4年半住んだ今、「払う価値はあったか」の実感も添えました。
- 一条工務店のオプション総額の実例(30坪i-smartⅡ)
- カテゴリ別・全47項目の内訳と金額
- 4年半住んで分かった、金額に見合ったオプション
- オプション予算をいくら見ておけばよいかの目安
オプションをどうすれば良いか分からず悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
結論:一条工務店のオプション総額は544万円
まずは全体像から。
我が家が実際に支払ったオプション費用と、その前提条件をお伝えします。
総額5,444,560円・全47項目サマリー
カテゴリごとに分けると、金額の大きさは以下の順になりました。
| カテゴリ | 金額 | 割合 |
|---|---|---|
| 太陽光・省エネ・空調 | 2,772,990円 | 50.9% |
| キッチン・水回り設備 | 709,720円 | 13.0% |
| 外構・玄関 | 634,810円 | 11.7% |
| 必須オプション(構造・給湯) | 434,280円 | 8.0% |
| 電気・照明 | 366,300円 | 6.7% |
| 収納・造作 | 310,970円 | 5.7% |
| 内装・窓・建具 | 215,490円 | 4.0% |
| 合計 | 5,444,560円 | 100% |
ひと目で分かるとおり、「太陽光・省エネ・空調」だけで全体の半分を占めています。
ここには太陽光&蓄電池パッケージやさらぽか空調、ZEH+申請費用が含まれており、金額の大きさは設備の性格によるものです。
逆に言えば、ここを除いた残りは約267万円。
内装や水まわりのこだわりだけなら、金額感はぐっと下がります。



「オプションで500万円超」と聞くとびっくりするけれど、半分は太陽光・蓄電池なんだね。



ここを別枠で考えると、実感に近い数字になると思います。
グラフにすると以下のような形になりました。


前提:我が家のスペックと契約時期
金額は建てる家の条件によって変わるため、前提を先に共有しておきます。
- シリーズ:一条工務店 i-smartⅡ
- 延床面積:約30坪・2階建て
- 地域:関東の平野部
- 仮契約:2020年/本契約・着工:2021年(金額は仮契約時のもの・税込)
一条工務店の価格は年々改定されているため、この記事の金額は2020年当時の実例としてご覧ください。
最新の金額は、必ず見積もりでご確認をおすすめします。
【全47項目】オプション価格の内訳を全公開


ここからが本題です。我が家が採用した全47項目を、カテゴリごとに公開します。
カテゴリ別・全47項目の一覧
項目名と金額をまとめました。金額はカテゴリ単位の合計です。
▶︎全47項目の一覧はこちら(☝️タップで開きます)
| カテゴリ | 内容 | 金額(税込・円) |
|---|---|---|
| 太陽光・省エネ・空調 | オリジナル「太陽光&蓄電池パッケージ」 | 2,035,000 |
| 「全館さらぽか空調」特別モニター価格 | 495,990 | |
| ZEH+(次世代ZEH+)補助金申請費用 オリジナル「HEMS」含む | 242,000 | |
| キッチン・水回り設備 | スマートキッチンカウンター変更(天然御影石一枚板) スリムカウンタータイプ | 110,000 |
| シングルオールメタルIHクッキングヒーター ※差額 | 72,600 | |
| 食器洗い乾燥機変更(深型タイプ・バイオパワー除菌) 標準との差額 | 56,100 | |
| ゼンケン浄水器(浄水器専用単水栓施工タイプ) 水栓 | 47,300 | |
| オリジナルシステムキッチン水栓変更タッチレス水栓ナビッシュ(エコセンサー付) | 32,010 | |
| グランドカップボード(家電収納タイプ) | 259,600 | |
| グランドカップボード(ベーシックタイプ) | 322,300※ | |
| トイレ変更(ウォシュレットJ1→タンクレストイレ) アラウーノS160 | 52,250 | |
| 1F壁付手洗器 コフレルスリム(LIXIL) 自動水栓・化粧鏡無し | 77,660 | |
| ペーパーホルダー変更(シルバータイプ) TOTO:YH406R | 2,200 | |
| 外構・玄関 | 玄関ドア電気リモコンキー(e-エントリー一体型)携帯器3個 | 77,000 |
| ハイドロテクトタイル外壁全面貼り 「i-smart」キャンペーン | 429,770 | |
| 屋外物干金物(屋外用壁付けタイプ) RK-65 | 9,240 | |
| 散水栓または立水栓追加 | 8,800 | |
| 花粉ジェット 天井埋込型ナノイー発生機「air-e」(2ヶ所)含む | 110,000 | |
| 必須オプション(構造・給湯) | ベタ基礎 | 352,880 |
| エコキュート変更【三菱/Sシリーズ/SRT-S375UZ】 ハイパワーフルオート(薄型)/370㍑/一般地域用 | 71,500 | |
| 耐力壁用面材施工【モイス】 | 9,900 | |
| 電気・照明 | 天井埋込型スピーカーシステム | 58,630 |
| 電気工事追加スイッチ・コンセント等 | 12,100 | |
| オリジナルLED照明器具追加分 | 45,210 | |
| オリジナルLED照明パッケージ | 99,110 | |
| EV・PHEV充電用屋外コンセント 盗電防止スイッチ含む | 26,950 | |
| 分電盤変更(避雷器付) 標準分電盤 | -4,400 | |
| エアコン工事 | 68,530 | |
| インターホン変更(セット品番:MT92) 親子セット+ワイヤレスモニター子機 | 40,810 | |
| 照明器具 オリジナルLED照明器具以外 | 19,360 | |
| 天井埋込型ナノイー発生機「air-e」サービス(3ヶ所) キレイな空気de快適生活キャンペーン | 49,500※ | |
| 収納・造作 | 小屋裏物入(2F桁上):2.25坪まで 床・壁・天井・仕上無・天井はしごユニット | 256,850 |
| 自在棚 | 21,120 | |
| 壁・天井断熱材充填施工1F洋室 | 33,000 | |
| 内装・窓・建具 | フローリング異色施工(階ごとに色分け) | 33,000 |
| 床材変更(モクリア) | 264,440※ | |
| 壁クロス変更オリジナルクロス(オプション品) | 17,600 | |
| 壁クロス2色施工 オリジナルクロス(標準品+標準品) 標準品(ベースクロス)+標準品(アクセント面) | 15,400 | |
| 天井クロス2色施工 オリジナルクロス(標準品+オプション品) | 11,000 | |
| 下がり天井施工 2面以上壁に面しない場合 | 55,000 | |
| オリジナルリモコンニッチsa-slim追加 | 16,500 | |
| ピクチャーレール ディスプレイ用 L-1シリーズ(LS) | 7,260 | |
| ピクチャーレール 日用品引掛け用 W-1シリーズ | 12,540 | |
| 室内用物干金物SPC | 11,880 | |
| 高性能樹脂サッシ用網戸一部設置 | 22,110 | |
| 大型ハンドル仕様(高性能樹脂サッシ) 引き違い窓(掃き出し)対応 | 2,200 | |
| トリプルハニカムシェード変更(電動) | 11,000 | |
| 合計 | 5,444,560 |



こうして並べると、点数の多さより「1点あたりの単価」の方が重いですね。
各部屋の標準仕様との比較は別記事にまとめています
この記事は「我が家が採用したもの」に絞っています。
採用しなかったオプションや、標準仕様との細かい比較は、カテゴリごとに別記事で公開しています。


4年半住んで分かったオプションのコスパ


ここからは、実際に4年半暮らした上で感じる、費用に見合うかどうかについて、まとめていきます。
高額だったオプションと、その後の評価
金額の大きかった上位は、いずれも住まいの快適性や光熱費に関わる設備でした。
特に太陽光&蓄電池は、導入費用203.5万円に対して4年半で約119万円の経済効果があり、投資として成立しています。


さらぽか空調も、金額だけ見れば高額ですが、夏の湿度管理はエアコンとは別次元でした。
ハイドロテクトタイルは、4年半経っても外壁掃除をした記憶がありません。



太陽光やさらぽかは、「毎日効いている」実感があり、またタイルも、今振り返るとノーメンテ。
現時点でも、採用してよかったと感じています。
少額でも満足度が高かったもの
一方で、数万円台でも毎日の使い勝手を変えたものがあります。
スマートキー、タッチレス水栓、深型食洗機は、いずれも生活動線のストレスを確実に減らしてくれています。



家の設備は金額が大きいから安く感じるとはいえ、ちょっといい家電が買える程度の金額…



取捨選択は必要なので、どうせなら満足度の高いものを選びたいですね。
家を快適にするものや、生活を便利にしてくれるものは、総じて費用対効果が高いと感じました。
見直せそうなもの
逆に、4年半使ってみて「我が家には不要だった」と感じているのは電動ハニカムシェードです。
リビングのハニカムを電動にしましたが、庭のフェンスがあることもあり、ほとんど開けっぱなしで生活しています。
毎日開閉するつもりで、大きな窓なので大変かなと思って電動にしましたが、手動でも十分でした。



とはいえ、これは住んでみないと分からなかった部分です。
かなり検討したつもりでしたが、やっぱり完璧とはいかないですね。
条件次第で必須のオプションもある
意外に見落としやすいのが、好みではなく条件で決まってしまう項目です。
我が家では、ベタ基礎とエコキュートの変更がこれにあたりました。
- ベタ基礎:
地盤調査の結果で自動的に決まる。布基礎を選べるケースはかなりレア - エコキュート ハイパワー薄型:
2階に水まわりがあるためハイパワーが必須。かつ設置スペースの都合で薄型しか選べなかった - 耐力壁:
構造補強用に使用された
この3つで434,280円。
特に上の二つについては、削ろうと思っても削れない費用だったので、予算を組むときは最初から見込んでおくと安心です。
このほか、照明・網戸・エアコン(床暖房用のものを除く)なども標準に含まれないため、「追加費用は一切なし」とはいきません。
見積もりの早い段階で「うちの場合、避けられない追加はどれですか?」と聞いておくのがおすすめです。



「オプション=こだわり」だけではないと知っておくと、見積もりを見たときに慌てずに済みます。
おすすめのオプションは?
4年半住んだ現在でも、要らなかったかなと思うのは本当に一部で、他はほとんどつけてよかったと思っています。
さらに、やっぱりつけておけば良かったと、少し残念に感じるものも。
私の独断と偏見によるBEST10ランキングや、オプション採用を判断するチェックポイントは、標準vsオプションシリーズの総まとめ記事に詳しくまとめています。
「どれを選ぶか」で迷っている方は、よかったら参考にしてみてください。


オプション予算はいくら見ておけばいい?


我が家の実例をふまえて、これから検討する方が予算をどう組むべきかを整理します。
一般的なオプション予算の目安
注文住宅のオプション費用については、公的な統計データが存在しません。
複数の住宅会社が公開している目安をまとめると、おおむね次のような幅で語られています。
- 本体価格とは別に100万〜300万円程度を想定
- 本体価格の10〜20%程度(3,000万円なら300万〜600万円)
我が家の544万円は高いのか?
我が家のオプションは建築費用全体の約17%、本体価格の24.6%でした。
- 建築費用の総額:約3,265万円(土地代除く)
- 本体価格(標準仕様):約2,215万円
- うちオプション:約544万円(本体価格の約24.6%)
目安の「本体価格の10〜20%程度」と比べると、我が家の544万円は24.6%でやや上振れしています。
ただし、この中には太陽光&蓄電池パッケージ203.5万円が含まれています。
これを差し引くと約340万円・15.4%となり、目安の範囲内に収まります。
実際、一条工務店からの見積もりも、太陽光とその他のオプションは別で表記されていました。



太陽光を発電設備=別枠の投資と考えるか、オプションと考えるかで、見え方がずいぶん変わります。
なお、オプションを含めた建築費用の総額(本体価格・付帯工事・諸費用まで)は、別記事で公開しています。


これから検討する方へ
オプションは契約後の打ち合わせで決めていきますが、その前に使えるかどうかが決まる制度もあります。
一条工務店の紹介特典は「展示場に行く前」が条件です。
我が家は展示場にふらっと立ち寄ってしまい、この特典は使えませんでした。
悔しかったので人におすすめしています😅
他の割引が使えない方は特に、有力な選択肢だと思います!


\\最大35万円相当の設備から選べる☺️//
また、他のメーカーとも比較検討中であれば、資料請求サービスの使い分けをまとめた記事も参考になれば嬉しいです。


まとめ
一条工務店のオプション総額について、我が家の実例をお伝えしました。
太陽光発電もあるため高額ではあるものの、一般的な水準の範囲内では収まっていました。
- 我が家のオプション総額は全47項目で5,444,560円
- 30坪i-smartⅡ・2020年契約時点の実例。
- 金額の約4割は太陽光
- 差し引くと約340万円で、一般的な目安の範囲に収まる。
- 土地条件で選べない必須オプションもある
- ベタ基礎・エコキュート変更など、自分たちでは選べない場合も。
- 特に基礎は標準で済むことは稀なため、30〜40万円程度は見ておくと安心。
- 高額なものほど毎日効いている実感がある
- 太陽光は4年半で約119万円の経済効果。
- さらぽか・タイルも満足度が高い。
- 生活スタイルによって評価が変わるものもある
- 我が家では電動ハニカムシェードが出番なし。手動で十分だった。
オプションは金額だけを見ると身構えてしまいますが、内訳を分解すると「何にお金がかかっているのか」がはっきりします。
我が家の実例が、予算を組むときの物差しになれば嬉しいです。
ではまた👋
◆ 契約前に使える値引き・特典を知りたい方


◆ そもそもの資金計画から見直したい方


🏠 会社選び・資料請求
🏡 一条の住み心地・設備
💰 お金の話(費用・ローン・確定申告)
📌 その他のおすすめ記事










コメント