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【育休×住宅ローン①】審査は厳しい?通過のための条件と対策を解説

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こんにちは、ひいろです。

「育休中でも住宅ローンは組めるのかな?」
「収入が減っているから、審査で不利になるのでは?」

妊娠・出産のタイミングと住宅購入が重なると、こうした不安を持つ方はとても多いです。

結論からお伝えすると、育休中でも住宅ローンは組めます。
ただし、休業中の収入ではなく「復職予定」や「休業前の年収」を重視して審査されるため、いくつかの注意点があります。

この記事では、元人事部員としての経験と実際の住宅ローン体験をもとに、育休中のローン借入について解説していきます。

育休中でもローンを組める理由は?
審査は厳しい?通るためのポイントは?
ペアローンや収入合算を検討すべき?
会社にバレる?よくある質問と対応策

これから家づくりも子供も考えている方、育休中に家づくりを進めている方の参考になれば嬉しいです。


目次

結論:育休中でも住宅ローンは組める!審査で重要な3つのポイント

先ほどもお伝えした通り、育休中でも住宅ローンは組めます
ただし、審査に通るためにはいくつか注意点が。
ここでは、実際に審査で重視されるポイントを3つに整理して解説します。

1. 審査は「育休前の年収」や「復職予定」が重視される

育休中は給与が減っていても、金融機関は「一時的な収入減」と見なします。
そのため、審査では休業前の年収や、復職予定の有無が重要になります。

  • 産休・育休前の源泉徴収票や給与明細
  • 復職証明書(勤務先から発行してもらう場合あり)

こうした書類が審査で求められるケースもあるので、事前に準備しておくと安心です。

2. 勤務先の安定性と雇用継続の見込み

金融機関は「復職後に継続して働けるか」を重視します。
特にポイントになるのは以下の点です。

  • 勤務先の規模や雇用の安定性
  • 正社員か、契約社員・パートか
  • 育休後に同じ条件で復職できるか

勤務先から「育休後に復帰予定であること」を証明できれば、審査がスムーズに進むことが多いです。

3. 無理のない返済計画を立てているか

育休中は収入が一時的に減るため、金融機関は「返済を無理なく続けられるか」を重視します。

  • 育休中の収入でも継続して返済できるか
  • 収入減を補える配偶者の収入があるか
  • ボーナス返済は避けるのが無難(育休中はボーナスが支給されないケースが多いため)

無理のない返済プランを提示できると、「この人は計画的に返済できそうだ」と判断され、審査通過につながります。

まとめると:
復職予定をきちんと証明する
・勤務先の安定性を示す
・現実的な返済計画を立てる

この3つを押さえておけば、育休中でも住宅ローンを組むことは十分可能です。


育休中でも通る!具体的な対応策

育休中は「審査が厳しいのでは?」と不安になりますが、実際には銀行やローン商品ごとに対応が異なります。
ここでは、金融機関ごとの違いや必要書類、審査を有利に進める工夫をまとめました。

金融機関ごとの対応の違い

金融機関によって「育休中の申込み」への対応は異なります。

  • 一般的な銀行:審査は厳しめ。復職後の収入証明を求められることが多い
  • フラット35:育休・産休中でも申込可。復職予定など一定の要件はあるが比較的寛容
  • 一部のネット銀行:復職予定があれば柔軟に対応

明確にOKとしている金融機関もあります。
楽天銀行:「産休、育休中のかたも、お申込いただくことが可能です。」
イオン銀行:「育児休業中でも復職のご予定があれば申込むことができます。」
※育休中でも申し込み可能としている銀行では、復職証明書や勤務先からの収入見込み証明書などの提出を求められることが多いです。

必要な収入証明と準備すべき書類

審査には、以下のような収入関連の書類が必要になることが多いです。

必要な収入証明書類
  • 産休・育休前の収入証明:源泉徴収票、または直近3ヵ月分の給与明細
  • 復帰後の見込み収入:待遇・給与見込の書類(勤務先発行)
  • 復職予定証明書:復職日や職務内容を記載した書類(勤務先発行)

​​金融機関指定の書式がある場合もあります。
会社に依頼する必要があるものも多いため、早めに相談すると安心です。

審査を有利にする工夫

書類の準備に加えて、次の工夫で審査通過率を高められます。

審査を有利にするポイント
  • 復職時期を明確に示す(証明書で裏付け)
  • 勤務継続の意志を補足する(会社とのやり取りを添付するなど)
  • 配偶者の収入を主軸にする(ペアローンや収入合算も検討)
ひいろ

実際にメガバンクで通った例もあります。育休中だからといって諦める必要はありません!

【これで解決】育休中に借りる住宅ローン、よくある質問Q&A

住宅ローンを組むにあたって、育休中の方が特に気になるQ&Aをまとめました。

育休中の住宅ローン審査はやっぱり不利?

育休中だからといって、審査が不利になることは基本的にありません。

多くの金融機関は、育児休業給付金を「収入」とはみなさず、「復職後の収入」を前提に審査を行います。
そのため、育休中であることを銀行に正直に伝え、復職証明書などの書類を提出すれば、審査に不利に働くことはほとんどありません。

育休中にローンを組むと会社にバレる?

完全に内緒で進めるのは現実的には難しい場合があります。

育休中かどうかにかかわらず、金融機関では審査の過程で以下を確認します:

  • 収入証明書:直近数年分の源泉徴収票や住民税決定通知書
  • 在籍確認:最終審査で、勤務先に電話確認が入ることがあります

私も金融機関から「◯◯さんいらっしゃいますか」と電話を受けたことがあります。
要件もなく切られましたが、恐らく在籍確認です。

さらに育休中は追加で以下の書類が必要になることがあります:

  • 復職証明書:育休から復帰する予定を証明
  • 育児休業給付金の支給決定通知書:収入減を補足
    • 支給決定通知は、私の会社では支給のたび本人に送付されていました。

そもそも会社としては、社員が住宅ローンを組むことをネガティブには捉えず、むしろプラスに考えることも。

  • 信用力の証明:住宅ローンは社会的な信用力が高いと判断された証
  • 社員の定着:持ち家=社員の生活基盤の安定、長く会社に勤めることに繋がる
ひいろ

ローンを返さないといけないので、仕事を辞められないともいう(笑)

そのため、会社に住宅ローンを組むことを知られるデメリットは特にありませんし、人事部員個人としても、「買うんだ〜」くらいにしか思いません。
(そもそも、年末調整で住宅ローン控除を申請する時点で、持ち家であることとローンの残高、取得価額などはバレます)

育休から復帰したほうが、審査に有利?

復帰後の収入を証明できる方が、条件が良くなる可能性はあります。

育休中は給付金が収入の代わりですが、復帰後の給与は一般的に高くなります。
ただし、復帰を待つと希望のタイミングで引渡しができない場合もあります。
ライフプランに合わせて、最適なタイミングを検討しましょう。

育休中に組んだローン、金利や審査で損をしないか心配

育休中だからといって、金利や審査で不利な条件を提示されることは、基本的にありません。

銀行は「復職後の返済能力」を最重視します。
ただし、借入額に対して収入が少ないと判断されると、審査は厳しくなることがあります。
無理のない借入額を設定して、返済計画に余裕を持たせることが大切です。


【実体験】産休・育休を見据えた我が家の住宅ローン戦略

出産や育児と住宅ローン返済を両立させるには、ライフステージに応じた対策と、無理のない資金計画が欠かせません。
ここでは、我が家の実体験をもとに、ローンの組み方や考え方をまとめます。

妊娠・出産&その先を見越したローン返済金額の設定

我が家のように、「建築時は子供がいなくてもいずれは…」と思っているご家庭も多いと思います。

母親側は産前・産後休業は必須ですし、育休も取得する方が大半。
この時期は出産前と同じ水準の収入は見込めませんし、復帰後も時短勤務や雇用形態の変更などで収入が減る方も多いと思います。

ひいろ

子どもを望んでいるなら、収入は一時的に下がる前提で考えるのが安心

住宅ローンを組むときには、「減っても返せる金額」に抑えることを強くおすすめします。

我が家の場合は、当時の私の収入が半分になっても継続的に支払える金額でローンを組みました。
実際は休業直前の給与が少し上がっていたので、思っていたより余裕を持って返済できています。

共働き夫婦の住宅ローン戦略

出産・育児を視野に入れると、住宅ローンの借り方は「今の年収」だけでなく「将来の働き方」も加味するのが重要です。
我が家は住宅ローン控除を最大化するため、ペアローンを選択しました。

ペアローンという選択には今も後悔はありませんが、今後しばらく私の収入は減ったままなので、ちょっとキツいというのが正直なところです😅

ペアローンのメリット
・住宅ローン控除が2人分使える
・借入額が増やせる(希望エリアや住設などを諦めなくて済む)
・夫婦でリスク分散できる

⚠️ペアローンの注意点
・諸費用(印紙税・手数料)が2本分かかる
・産休・育休や時短勤務による収入減の影響が大きい
・手続きがやや複雑で、片方または両方がローン控除を使いきれない可能性もあり

もし収入合算を使うなら…
  • 主債務者は今後も安定収入が見込める人に設定
  • 産休・育休を取る予定のある人は「連帯保証人」として参加するのも👌
  • 復職後の働き方(時短・転職など)も考慮して借入額を調整

まとめ:
・子どもの誕生や育休を見据えて、返済額は減収時でも無理なく支払える金額に設定
・共働き夫婦はペアローンや収入合算を活用して、控除やリスク分散を検討
・将来の働き方を見据えた借入額の調整が重要


育休中の住宅ローン、不安な時に相談できる専門家とサービス

住宅ローンと出産・育児の両立に不安がある時は、プロに相談するのが一番の近道です。
目的に応じて、次のような相談先があります。

家計全体を見直したい時は → ファイナンシャルプランナー(FP)

  • 住宅ローンの借り方・返し方のシミュレーション
  • 出産・育児に向けたライフプランの設計
  • 保険や教育費の見直しもまとめて相談可能

「育休中でも返せるか不安…」「控除を活かした返済計画を立てたい」など、気になることがあれば一度プロの意見を聞くと安心です。

【PR】無料でFPに相談するなら👉

金融機関選びに迷ったときは → 住宅ローンアドバイザー

  • 銀行ごとの特徴や審査基準のアドバイス
  • 自分に合う金利タイプや返済プランの提案
  • ペアローンや収入合算の注意点も相談できる

「住宅ローンアドバイザー」と聞くと難しそうですが、実はハウスメーカーの営業さんやネットの比較サービスでも無料で同等のアドバイスが受けられます。
特に住宅ローン比較サービスでは、金融機関ごとの特徴や審査の通りやすさなどもアドバイスしてくれることもあります。

【PR】複数の銀行をまとめて比較するなら 👉

制度や手続きに不安があるときは → 社会保険労務士(社労士)

  • 育児休業給付金の条件や手続きの確認
  • 勤務先に制度をどう相談するかのアドバイス など

多くの場合は役所や勤務先の総務・人事で解決できますが、複雑なケースでは社労士に相談できる体制が整っている会社もあります。


まとめ

育休中でも住宅ローンは借りられますが、通常よりも必要書類が多い・審査が厳しいなど注意すべき点もあります。

  • 育休中でも住宅ローンは組める:
    • 育休は一時的な収入減と見なされます。
    • 復職予定が明確で、休業前の安定した収入実績があれば、審査は十分に可能です。
  • 審査では「復職後の返済能力」が重視される:
    • 育休中の収入ではなく、復職後の収入を基準に審査されます。
    • 復職証明書など、復帰の確実性を示す書類を準備しましょう。
  • 無理のない返済計画が何より大切:
    • 住宅ローンは長期間にわたる返済です。
    • 育休中の収入減はもちろん、復帰後の時短勤務なども考慮し、余裕を持った返済額を設定しましょう。
  • 一人で悩まず専門家やサービスを頼る:
    • 金融機関の対応や控除の仕組みなど、複雑なことは専門家や一括比較サービスに頼るのが一番の近道です。
    • 無料で相談できるサービスも多いので、積極的に活用しましょう。

この記事が、育休中やこれから子供を考えていて、住宅ローンにお悩みの方の参考になれば嬉しいです。

ではまた👋


育休中の住宅ローン控除を最大限活用する方法については、以下の記事で解説しています。


\\この記事で紹介したサイト&便利なサービスまとめ//

本文中でご紹介したサイトは、以下のリンクからアクセスできます。
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住宅取得は情報収集がとても大事。
我が家も資料請求で情報を集め、FP相談で背中を押されて住宅購入へ踏み切れました!
コスパ・タイパよく必要な情報を集めて、快適なお家ライフを満喫しましょう^^

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