こんにちは、ひいろです。
家づくりで誰もが気になるのが「結局、総額でいくらかかるの?」という建築費用の話ですよね。
結論から言うと、我が家(一条工務店i-smartⅡ・30坪・2階建て)の総額は、諸費用まで含めて約3,265万円でした。
ひいろ一条工務店は「性能はいいけど高い」と言われることも多い住宅メーカー。
カタログの坪単価だけでは分からないのが、注文住宅の怖いところです。
2020年に仮契約し、実際に住んで4年半。
見積もりから引き渡し後まで、様々なお金の動きを記録してきた我が家の実例をもとに、「本体価格と総額はどれだけ違うのか」を大公開します。
- 一条工務店30坪の総額と内訳(実例)
- 本体価格と総額の坪単価の違い
- 見落としやすい「見えない費用」の目安
- 補助金や割引で費用を抑える方法
これから一条工務店で家を建てようとしている方の、予算計画の参考になれば嬉しいです。
前提:我が家のスペック(30坪・i-smartⅡ)
金額の前に、前提となる我が家の仕様を紹介します。
同じ一条工務店でも、シリーズや設備でかなり金額が変わるためです。
- 延床面積:約30坪・2階建て
- シリーズ:i-smartⅡ
- ZEH仕様(太陽光10kW+蓄電池あり)
- 全館さらぽか空調・収納多めなど「快適さ重視」の仕様
- 仮契約:2020年/本契約・着工:2021年(価格は仮契約時のもの)
間取りの詳細はこちらの記事にまとめています。


【結論】一条工務店30坪i-smartⅡの総額は約3,265万円
最初に結論です。
我が家の建築費用は、建物だけでなく諸費用や雑費まですべて含めて約3,265万円でした(土地代は除く)。



当初の想定より、だいぶ多い…!
「本体価格」と「総額」の間には、約1,000万円の差があります。
何にいくらかかったのか、契約内・契約外に分けて見ていきましょう。
一条工務店との契約金額:約2,950万円
まず、一条工務店と交わした建築請負契約の内訳です。
| 費用項目 | 金額 |
|---|---|
| 本体価格(標準) | 約2,215万円 |
| 建築申請・その他業務 | 約46万円 |
| 付帯工事 | 約145万円 |
| オプション | 約341万円 |
| 太陽光+蓄電池 | 約203万円 |
| 合計 | 約2,950万円 |
本体価格だけを見ると2,215万円ですが、オプションや付帯工事を足すと契約時点で既に2,950万円。
この時点で我が家は予算ギリギリでした。



「本体価格=建つ金額」ではないのが注文住宅の落とし穴です。
契約外の諸費用:約315万円
さらに、一条工務店との契約には含まれない費用が続きます。
| 費用項目 | 金額 |
|---|---|
| 設計費用・つなぎ融資・登記など※ | 約70万円 |
| 水道工事 | 約66万円 |
| 外構 | 約125万円 |
| フロアコーティング | 約28万円 |
| テレビアンテナ設置 | 約7万円 |
| 火災保険 | 約19万円 |
| 合計 | 約315万円 |



設計費用も契約金額に含まれていませんでした。
びっくり。
坪単価に直すと→本体74万円/総額109万円
我が家の金額を坪単価に直すと、次のようになりました。
- 建物本体のみ:約74万円/坪
- 総額ベース:約109万円/坪
同じ家でも「どこまで含めるか」で坪単価は1.5倍近く変わります。
我が家は太陽光・蓄電池・さらぽか空調を採用しているため、総額側はやや高めの数字です。



ネットで見かける坪単価を比べるときは、「何が含まれた数字か」の確認が大事です。
内訳の中身:標準仕様とオプションの境界線
一条工務店は「標準仕様が充実している」と言われますが、性能アップやデザイン性を求めると意外とオプション扱いになります。
我が家の実例で境界線を紹介します。
標準仕様に含まれるもの(一部抜粋)
追加費用なしでもかなりの装備がついてきます。
- 全館床暖房・換気システム
- 高断熱サッシ・ハニカムシェード(全窓標準。カーテン購入がほぼ不要!)
- キッチン・洗面台・お風呂(オリジナル仕様)
- トイレ(TOTO製・2か所)
- エコキュート370L
- 耐震等級3
- 外壁タイル(※ハイドロテクトタイルはオプション)



床暖房とハニカムシェードが標準なのは、一条ならではだと思います。
標準に含まれないもの
一方で、「えっ、これも別なの?」と思ったのがこちらです。
- 照明
- エアコン(提携価格で買えるが別途)
- 網戸
- 太陽光&蓄電池
- ハイドロテクトタイル



i-smartの顔とも言えるハイドロテクトタイルも、実はオプションなんです。
オプション総額は544万円(太陽光・蓄電池を含む)
我が家が採用したオプションは全47項目・総額約544万円(契約時オプション341万円+太陽光・蓄電池203万円)。
特に満足度が高かったのはこの4つです。
- 太陽光&蓄電池:約203万円
- 全館さらぽか空調:約50万円
- ハイドロテクトタイル:約43万円
- 小屋裏収納:約25万円
47項目すべての金額と満足度レビューは、こちらの記事で公開しています。


見落とし注意!総額を押し上げる「見えない費用」
実際に建ててみて痛感したのが、見積もり初期には出てこない費用の多さです。
ここを見落とすと、数百万円単位で予算オーバーになります。
ほぼ全員にかかる費用
我が家の場合、次の項目は避けられませんでした。
- 屋外給排水工事
- 申請手数料(建築確認・分担金など)
- 外構・テレビアンテナ
- 登記・火災保険
- 住宅ローン手数料
- 土地売買手数料(土地から購入の場合)
土地条件によってかかる費用
土地の状況次第では、さらに上乗せがあります。
- 運搬費・荷上費・残土処理費
- 地盤改良工事(低い土地・坂道の土地など)
特に地盤改良費は、実際に土地の検査をしないと分からない部分。
土地から探している人は、購入後の検査となるので、かかる前提で考えておいた方が安心かも知れません。
我が家が予算オーバーした3つの理由
正直に言うと、我が家は当初予算をオーバーしました。
振り返ると、原因はこの3つです。
- オプションが膨らんだ(当初想定より+100万円)
- 必須の仕様変更(基礎変更・エコキュート変更など)
- 付帯費用が想定以上にかかった
それでも我が家は「長く使えるか」「快適性が上がるか」で取捨選択し、削るより投資する道を選びました。
これから建てる方は、ぜひ本体価格+2〜3割の余白を見込んだ予算計画をおすすめします。



予算には余白も大事!
補助金と割引で総額を抑える
高額な買い物だからこそ、使える制度は全部使いたいところ。
我が家が実際に活用できたものを紹介します。
補助金で182万円を受給できた
我が家は各種補助金を申請し、合計182万円を受給できました。
申請したのは次の3種類です。
- ZEH補助金
- すまい給付金(※当時の制度。現在は終了)
- 地域の補助制度



太陽光・蓄電池を採用したからこそ申請できたものも。
譲れない設備を吟味してよかった!
補助金を受けるために意識したこと
受給できたのは運ではなく、動き方の影響が大きかったと感じています。
- 契約前に制度の存在を調べて営業さんに相談
- 「申請できないか?」と聞いてみる(聞くのはタダ!)
- ZEH対応を前提に家づくりを設計
一条の家は標準仕様でもZEH要件をかなり満たせるので、申請のハードルは低い方だと思います。
割引・特典も忘れずに(最大35万円相当)
一条工務店は値引き交渉ができない代わりに、公式の割引・特典制度があります。
我が家は法人割引で40万円超の割引になりました。
特に紹介特典(最大35万円相当のオプション)は「展示場に行く前」が条件なので、検討初期の方は先にチェックしてみてください。


\\まだ展示場に行っていない方はチャンス//
我が家が費用面で大切にしたこと
最後に、金額の判断で迷ったときに我が家が軸にした考え方です。
予算オーバーしても後悔していない理由でもあります。
「初期費用」より「トータルコスト」で判断する
太陽光のように初期費用が高くても回収が見込めるもの、メンテナンスコストが少ない設備は、「投資」と割り切って採用しました。



実際、太陽光・蓄電池は4年半で光熱費を約119万円削減してくれています。
4年分の光熱費データをもとに、太陽光・蓄電池の費用回収を検証した記事はこちらです。


快適性は削らないと決めた
性能重視で一条を選んだのに、快適性を犠牲にして金額を削るのは本末転倒だと考えました。
4年半住んだ今、暮らしやすさは毎日のストレス軽減に直結していると実感していますし、共働き+子育て中の我が家は、「時間をお金で買う」ことでなんとか両立できています。



ここにお金をかけてよかったと思っています。
よくある質問
一条工務店の建築費用について、よく聞かれる質問をまとめました。
まとめ
我が家の建築費用を振り返って、これから建てる方に伝えたいのはこの5つです。
- 30坪i-smartⅡの総額は約3,265万円(2020年仮契約時・土地代除く)
- 一条工務店との契約約2,950万円+契約外の諸費用約315万円。
- 本体価格2,215万円との差は約1,000万円あった。
- 坪単価は「何を含むか」で大きく変わる
- 本体のみなら約74万円/坪、総額ベースなら約109万円/坪。
- 坪単価を比較するときは前提条件の確認が必須。
- 「見えない費用」を最初から予算に入れる
- 付帯費用は建物金額の5〜10%が目安。
- 本体価格+2〜3割の余白を見込むと安心。
- 補助金・割引で200万円以上カバーできた
- 補助金182万円+法人割引40万円超を活用。
- 制度は毎年変わるため、契約前の確認がおすすめ。
- 最後は「暮らしやすさへの投資」と考える
- 快適性を削って後悔するより、優先順位を明確に。
- 4年半住んだ今も、この判断に後悔はなし。
家づくりは「比較」と「優先順位づけ」が本当に大切です。
この記事が、あなたの予算計画の参考になれば嬉しいです。
ではまた👋
◆ 無理のない住宅予算の立て方を知りたい方


◆ 複数メーカーの費用感を比較したい方


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