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【標準vsオプション③】収納編:全12箇所!ほぼ標準+オプションで確保した収納力をレビュー

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こんにちは、ひいろです。

「一条工務店の家は標準仕様でも十分?それともオプションを付けるべき?」
そんな悩みを抱える方のための【標準vsオプション】シリーズ、第3弾は収納編です。

収納は、家づくりの中でもバランスがとても難しいポイント。
なぜなら、付けすぎると部屋が狭くなり、少なすぎると物であふれてしまい、せっかくの空間がすっきり見えなくなるからです。
今回は、そんな収納について、一条工務店i-smartⅡの標準仕様とオプションの違いを比較しながら、実際の使い勝手をレビューしていきます。

我が家の収納は、玄関に3箇所、リビングに4箇所、寝室に3箇所、洗面所、そして小屋裏収納の合計12箇所
i-smartⅡは標準仕様がとても充実しているため、基本は標準で十分ですが、使い勝手を考えて一部オプションを追加しました。

この記事では、以下の内容をまとめてご紹介します。

i-smartⅡの収納標準仕様
オプションで選べる内容と金額(2021年当時)
我が家が採用したオプションと満足度
採用しなかったオプションと理由

収納の広さや数で悩んでいる方にとって、標準とオプションの違いをリアルに感じてもらえる記事になれば嬉しいです。

目次

i-smartⅡ収納】標準設備&オプションの種類と金額(2021年当時)

まずは、i-smartⅡの収納まわりで選べる標準仕様とオプションの種類・金額(2021年当時・税抜)を整理してみました。
あわせて、我が家で実際に採用したものも紹介します。

⚠️ 金額は2021年当時の情報です⚠️
現在とは異なる可能性があるため、最新情報は必ずご自身でご確認ください。

標準は3種のシステムタイプと押入れ・MCクローゼット

標準仕様は、以下のパターンです。

  • システムタイプ
    • トータルシステム
    • パントリー
    • トータルシステム&ブックシェルフ
  • その他の標準収納
    • 押入れ
    • MCクローゼット

サイズは以下の通りです。

項目サイズ
奥行60cm / 90cm
90cm / 135cm / 180cm

この中から、タイプとサイズを組み合わせて各部屋に配置していきます。

システムタイプ(1ユニット/6坪あたり標準)

システムタイプの収納は、6坪につき1ユニットまで標準で採用可能です。

  • 折れ戸タイプの場合:
    • 幅90cm・180cmで手前に約35cm、幅135cmでは約50cmが必要。
  • 開き戸タイプの場合:
    • 幅90cmは1枚戸で約70cm、観音開きで約35cm。
    • 135cm幅は観音開きのみで約60cm必要。
  • 収納ボックスは高さ調整が可能で、減らすことで自由度アップ。

また、「60cm+ブックシェルフタイプ」は隣接する2部屋にまたがって設置する仕様です。
片方の部屋はクローゼット、裏側の部屋は本棚として使えるので、隣り合った二つの部屋を兄弟部屋にする場合などにおすすめ。

我が家は30坪強の延床だったため、5ヵ所まで標準で設置可能でしたが、実際に採用したのは3ヵ所。
理由は、システムタイプは収納する物がある程度決まってしまうため
なので、用途が明確な寝室のクローゼットとパントリーのみに採用しました。

システムタイプ 出典:一条工務店公式

また、上記とは併用できませんが、「スライドハンガー」というハンガーパイプごと引き出せる収納もあります。

スライドハンガー 出典:一条工務店公式
ひいろ

奥行きが必要だったので我が家は採用できませんでしたが、とっても便利そう!

システムタイプの組み合わせや収納内容は、奥行や幅によって選べるものが異なります。
以下の一覧に、トータルシステム・パントリー・ブックシェルフそれぞれの仕様をまとめました。
(トータルシステムは、一覧の要素を組み合わせて構成されています)

【仕様一覧】トータルシステム(☝️タップで開きます)
スクロールできます
種類奥行幅90cm幅135cm幅180cm
トータルシステム①
(SQC/SQPタイプ)
①と②は併用不可
全タイプボックス3段+ワイヤーバスケット7個
ハンガーパイプ+最上段仕切り板
可変ハンガーパイプ2段
スライド収納(ボックス7段)
ボックス7段ボックス7段
ボックス3段
引出し4個
引出し4段+ボックス3段
引出し4段
90㎝のみ仕切り板
仕切り板+引出2個仕切り板+引出3個仕切り板+引出4個
ハンガーパイプ+最上段仕切り板+後部小物収納棚
ボックス3段
和盆引出し6段
60cm・
ブックシェルフ
和盆引出し6段
トータルシステム②
(SGC/SGPタイプ)
①と②は併用不可
全タイプダブルハンガー
ハンガーパイプ+最上段仕切り板
引出し4個
引出し5段引出し5段+5段
90㎝のみ後部小物収納棚
ハンガーパイプ
仕切り板
スライドハンガー
【仕様一覧】パントリー・ブックシェルフ(☝️タップで開きます)
スクロールできます
種類奥行幅90cm幅135cm幅180cm
パントリー90㎝ボックス10+ワイヤーバスケット7+スライド収納(ボックス7)ボックス13+ワイヤーバスケット14+スライド収納(ボックス7)ボックス20+ワイヤーバスケット14+スライド収納(ボックス14)
60㎝ボックス10+ワイヤーバスケット7ボックス13+ワイヤーバスケット14ボックス20+ワイヤーバスケット14+スライド収納(ボックス14)
ブックシェルフ7段×2+スライド6段7段×2+スライド6段(幅広)幅90cmタイプ×2セット

押入れ・MCクローゼット

押入れ・MCクローゼットは標準でいくつでも設置可能です。
我が家では、押入れタイプを玄関・リビングに1つずつ設置しました。

  • 幅90cmタイプ:
    • 開き戸 or 観音戸が標準。
    • 折れ戸に変更する場合は2箇所まで標準対応、以降は+65,000円/箇所
  • 幅135・180cmタイプ:
    • 観音戸 or 引き戸から選択可能。
  • 棚の高さも変更可能。

押入れ・MCクローゼットは、奥行によって内部の構成が異なります(幅はどのタイプも共通)。
主な仕様パターンを以下の表にまとめました。

【仕様一覧】押入れ・MCクローゼット(☝️タップで開きます)
種類奥行45cm奥行60cm奥行90cm
押入れAハンガーパイプ+仕切り板最上段+中段
押入れBハンガーパイプ+仕切り板最上段
押入れC仕切り板中段のみ
押入れD仕切り板 中段・上段ハンガーパイプ+仕切り板 中段・上段
押入れZ仕切りなし
MCクローゼット網棚2段網棚4段

その他標準の収納

その他、以下のような収納が標準で選べます。

  • ウォークインクローゼット(WIC)
    • 天棚・ハンガーパイプが標準装備。
  • 階段下収納
    • ボックス階段の場合に設置可能。
    • 下地のままであれば追加費用なし、フローリングやクロスなど仕上げを施すと別途費用。

オプションの収納など

収納関連のオプションには、以下のようなものがあります。
構造に関わるオプション(小屋裏・ロフト・勾配天井など)は、早めに設計士さんへ相談するのがポイントです。

【オプション一覧】小屋裏・ロフト・勾配天井(☝️タップで開きます)
種類サイズ目安金額(税抜)
小屋裏収納~1.5坪190,000円
~2.0坪219,000円
~3.0坪277,000円
ロフト~1.5坪403,000円
~2.0坪503,000円
~3.0坪703,000円
勾配天井~2.0坪206,000円
~3.0坪279,000円
~4.0坪312,000円
書庫ユニット棚・机の有無による42,000~87,000円

ほかにも、キッチンのカップボードや洗面所のドレッサーなど、空間ごとに選べる収納オプションがあります。
これらについては【キッチン編】【水まわり編】の記事で詳しくレビューしています。

内容や金額は変更されている可能性があります。
最新情報は必ずご確認ください。


我が家が採用した仕様&オプションと満足度

ここからは、収納で我が家が実際に採用した標準仕様とオプションを全公開します!
「標準のままで十分だった部分」と「オプションを追加してよかった部分」を、使い心地とあわせてレビューしていきます。

なお、標準かオプションか迷った時の考え方については、第一弾の記事で詳しく解説しています。

システムタイプ

標準仕様で十分使いやすく、収納量・使い勝手ともに満足しています。

トータルシステム

洋室2部屋に、同じシステムクローゼット(トータルシステム)を設置しました。
我が家のクローゼットは、以下のタイプです。

  • 奥行60cm×幅180cm
  • 可変ハンガーパイプ2段
  • ボックス7段
  • ボックス3段+ワイヤーバスケット7個

将来的には子ども部屋として使う予定ですが、現在は私と夫がそれぞれ使用中。
可変ハンガーパイプは丈の長いワンピースなども掛けられて便利です。
ボックスにはニトリの収納ケースを入れ、引き出しのように活用しています。
見た目もスッキリしていて、標準仕様で特に不便を感じることはありません。

パントリー

リビングの中でキッチンのすぐそばに設置。
奥行90cm × 幅180cmタイプを選びました。
ボックスやワイヤーバスケット、スライド収納もあり、収納力は十分です。

保存食やお菓子、取扱説明書ファイル、レシピ本などをまとめて収納しており、半分本棚のようにも使っています。
生活動線上にあるため、出し入れがスムーズで満足度高めです。

ひいろ

唯一残念なのは、取り出している最中に玄関からリビングに入る扉が開くとぶつかること。
30坪に最大限収納を詰め込んだので仕方ないですが、玄関側が気をつければ問題なし!

押入れ+自在棚(標準+オプション19,200円)

標準の押入れに自在棚を追加し、使い勝手を高めました。
コスパの良い組み合わせです。

押入れは標準で何個でも設置できるという太っ腹仕様。
我が家は玄関に1つ、リビングに1つ設置しました。

  • 玄関:奥行45cm/押入れD(仕切り板2段)
     → 工具や段ボールなど、出し入れ頻度の低いものを収納。
  • リビング:奥行90cm/押入れC(仕切り板1段)+自在棚3段(+19,200円)
     → カバンや雑多なものを整理でき、使い勝手が格段にアップ。

システムクローゼットのような収納力はありませんが、その分自由度が高いのがこのタイプ。
自在棚をつければ、棚板の高さを変えられるので、収納力は格段にアップします!

ただ、一番上の段は踏み台がないと届かないので、使用頻度の低いものを入れています。

その他標準の収納

コストを抑えるため標準仕様を中心に採用。
最低限でも十分便利でしたが、少し後悔も…。

階段下収納(標準)

階段下収納は、下地のままなら追加料金なしで設置可能。
普段見えないので、クロス貼りなどの仕上げは省きました(笑)
L字の形状のため奥まで使うには工夫が必要で、我が家もまだ模索中です。

中には掃除グッズを置いたり、セカンド冷凍庫を設置しています。
共働きで作り置きや冷食を多用する家庭では重宝します。
現在は離乳食の作り置きにも大活躍中。

ちなみに冷凍庫は既に廃盤ですが以下のようなタイプを使っていて、下には水まわり編でもご紹介した洗濯機用のキャスターを置いています。

ひいろ

ただ、白木の床なので、フローリングは貼っておいても良かったかも。離乳食をちょっとこぼした部分はシミになってしまいました…(涙)

ウォークインクローゼット(標準)

天棚とハンガーパイプが標準でついてきます。
スライド棚付きのシステムタイプも検討しましたが、自由度を優先してシンプル構成に。

結果的に、祖母から譲り受けた着物箪笥など、大きな荷物も無理なく収納できて正解でした。

シューズボックス&シューズクローク(標準)

どのサイズを選んでもオプション料金なし。
我が家は土間からホールまで連続した収納タイプを採用し、靴だけでなく雨具や小物の収納にも活躍中。
飾り棚もついているので、プリザーブドフラワーを飾るなどして楽しんでいます。

シューズクロークにはアウターやベビーカー、車のタイヤも収納でき、玄関がすっきり片付きます。

洗面台(標準)

水まわり編で詳しく触れていますが、ドレッサーも標準仕様を選択。
脱衣所の広さに合わせて、片方をフル装備・片方を洗濯機上棚にしました。
収納量は十分で、今のところ不便はありません。

オプション

標準収納に加えて、さらに使いやすくするためにいくつかオプションを採用しました。

小屋裏収納(+233,500円)

我が家の小屋裏収納は「2.25坪まで」でこの金額でした。
階段下収納と同じく、普段見えないところなので、クロス貼りなどのオプションはなし(笑)

収納力には大満足!
特に思い出の品など、「出番の少ないもの」にはピッタリの場所です。

ただし要注意なのが、一条自慢の「高気密・高断熱の範囲外」なので、夏は暑く冬は寒いです。

ひいろ

しまうものには注意が必要だし、秘密基地にも向きません(笑)

カップボード(ベーシックタイプ+293,000円/家電収納タイプ+236,000円

詳しくはキッチン編で紹介していますが、食器収納(ベーシック)と家電収納の2タイプを採用。
どちらも大満足の仕上がりで、特に家電収納タイプは生活感を隠せて◎。

ひいろ

このうち、ベーシックタイプの方は、住まいの体験会(工場見学)で当たって無料になりました^^

また、入居宅訪問でお邪魔したお家で、自在棚+ロールスクリーンで家電収納タイプの代わりにしていた例がありました。
我が家は見た目に課金しましたが、予算を抑えたい場合にはとても良いアイデアだと思います!


採用しなかったオプションと理由

ここからは、我が家が採用しなかったオプションについてご紹介します。
「なぜ見送ったのか」「実際に住んでみて必要だったかどうか」もあわせて解説するので、オプション選びの参考になれば嬉しいです。

ロフト+勾配天井

こちらは金額が大きくて断念!
小屋裏収納の部分をロフト+勾配天井にすれば、おしゃれと収納の両立ができたと思いますが…
小屋裏収納が約23万円で設置できるのに対し、ロフト+勾配天井にすると70~80万円ほどになる見込みでした。

我が家の目的は「収納力をアップすること」。
そのため、+50万円の差額は割に合わないと判断し、素直に小屋裏収納を選択。

ただ、今になって思うのは「ロフトなら温度差の影響を受けずに、何でも収納できたかも」ということ。
小屋裏収納は室内空間とは区切られており、夏は暑く冬は寒くなるため、着物のように湿気が気になるものや、古いHDDなどの電子機器類は収納しづらいのが難点です。

ひいろ

予算に余裕があれば、検討する価値は十分あるオプションだと思います。

クローゼット+ブックシェルフのシステムクローゼット

隣り合う2部屋で、プライバシーの確保は重要なポイント。
一条の家は気密性が高く外の音は遮断されますが、その分室内の音は響きやすいという特徴があります。

兄弟で生活リズムが違えば、どうしても物音が気になるもの。
このオプションを採用していれば、収納が間仕切りの役割を果たして音の伝わり方も緩和できたと思います。

とはいえ、当時は家族構成がまだ確定しておらず、将来の子どもの人数も読めなかったため、最終的に可変間取りを採用しました。

結果として後悔はありませんが、家族構成が固まっていればこのプランも魅力的だったなと思います。

ひいろ

どちらも「採用せず後悔」というほどではありませんが、「採用できていたら便利だったかも」と感じるポイントです。

収納は、「使う場所」と「目的」をしっかり決めることで、ムダな出費を防げます。
まずは標準でどこまで足りるかを意識して選ぶのがおすすめです。


まとめ

我が家は「必要な場所に必要な分だけ」を意識して、標準中心に収納を配置しました。
収納は「隠す部分」だからこそ見た目への課金は控えめでしたが、それでも高額なオプションも少なくありませんでした。

  • 標準仕様でも十分使いやすい収納
    • i-smartⅡは標準でも収納の種類が豊富。
    • 多くの場所でオプションなしでも快適に使える。
  • オプション&市販アイテムでさらに収納力アップ
    • 自在棚や小屋裏収納、カップボードなど、暮らしに合わせた追加でさらに便利に。
    • 収納ボックスや仕切りを活用して、オプション費用を抑えつつ使いやすさも向上。
  • 配置の工夫が快適さのカギ
    • 収納を詰め込みすぎると動線と干渉して使いづらくなることも。
    • 設置場所のシミュレーションが大事。
  • 間取りに関わる収納も少なくない
    • 小屋裏収納や階段下収納などは、後から追加が難しいケースも。
    • 設計段階で早めに相談しておくと安心。
  • 使う場所と目的を明確にして無駄を防ぐ
    • 「何をどこにしまうか」を決めておくことで、無駄なオプションを防げる。

標準とオプションの選択は本当に悩ましいポイントですが、この記事が少しでも判断の参考になれば嬉しいです。

ではまた👋


オプション費用の総額については、以下の記事で紹介しています。


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住宅取得は情報収集がとても大事。
我が家も資料請求で情報を集め、FP相談で背中を押されて住宅購入へ踏み切れました!
コスパ・タイパよく必要な情報を集めて、快適なお家ライフを満喫しましょう^^

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