こんにちは、ひいろです。
「家は、性能。」
というキャッチコピーで知られる一条工務店。
我が家が数あるハウスメーカーの中から一条を選んだ最大の理由も、まさに「性能の高さ」でした。
でも正直、建てる前はこう思っていました。

本当にそんなに違うの?
それから3年半、住んでみた今ならハッキリ言えます。
性能は、暮らしの快適さに直結する!
この記事では、我が家が実際に体感した「一条の家の性能」について、リアルな体験談と一緒に5つの魅力を紹介していきます。
長くなってしまったので、前編では、特に実感の大きい2つについて詳しくお伝えします。
これからハウスメーカー選びをされる方の参考になれば嬉しいです。
一条工務店を選んだ理由は「性能重視」
なぜ「性能」が第一条件だったのか?
きっかけは、以前暮らしていた築古マンション。冬になると室内で息が白くなるという、断熱性の低さに悩まされていました。
「次はとにかく、暖かくて快適な家に住みたい!」
その思いから、家づくりでは“性能”を最優先に。
比較して実感した、一条のすごさ
いくつかの住宅メーカーを比較する中で、一条工務店は図や数値を用いた具体的な説明で、他社とは一線を画していました。
特に印象に残ったのは、
- 全館床暖房(標準装備)
- 高断熱・高気密構造(業界トップクラス)
- 耐震等級は最高の3以上
- 大容量太陽光発電+蓄電池
体感ではなく、「根拠のある性能」に信頼を感じ、一条に決めました。
以下の記事で、決め手の詳細を紹介しています。
住んで実感した!一条の性能ここがすごい(前編)
1.高気密・高断熱で「家の中がずっと快適」
UA値・C値とは?
一条工務店では、「UA値」「C値」といった住宅性能の数値もきちんと開示されます。
- UA値(外に逃げる熱の量):低いほど断熱性が高い
- C値(家の隙間の量):小さいほど気密性が高い
一条の家は、この2つが業界トップクラス。
実際、建築中に現場監督さんにその測定を見せてもらったのですが、
「髪の毛一本分以下の隙間ですね!」
と言われました。

髪の毛すら入れない家!
断熱性:冬も夏も、少ない冷暖房で快適に
さすがに何もつけなくても冬は暖かく夏涼しいということはありません(笑)が、
- 冬:床暖房だけでエアコン不要(4回の冬、使用実績ほぼゼロ)
- 夏:床冷房+扇風機で昼間はOK/夜は冷房併用
エアコンは1階・2階に1台ずつですが、使用頻度はかなり少なくて済んでいます。
我が家は関東ですが、冬は雪の日でも床暖房のみで問題ありませんでした。
寒さに震えていた賃貸時代と比べて、今は「家の中にいるだけで快適」が当たり前に。
気密性:静かで落ち着いた暮らし
我が家は大通りとは言わないまでも、そこそこ車通りのある通りから一本入ったところですが、
- 外の音がほとんど気にならない
- 家の中の音もほとんど漏れないので、楽器演奏も◎
という遮音性。

でもトランペットや金管は、夜はやめておいた方がよいかも…
実験の結果、ラッパは結構音が聞こえました(笑)
雨音がよく聞こえるという「戸建あるある」や、高気密な家ならではの「家の中の音はよく聞こえる」という部分もありますが、全体的に静かで快適な室内環境です。
2.全館空調「さらぽか」で年中ストレスフリー
そもそも「さらぽか」とは?
個人的に「一条でよかった」と最も感じる点の一つがこの「さらぽか」です。
一条の家には、標準で全館床暖房がついていますが、我が家はオプションの床冷房付き「さらぽか」を採用しました。

床冷房??

簡単に言うと床暖房の冷房版だよ!
「さらぽか」は、床のパイプに水を流して温度調整するシステムです。
外から帰ってきた瞬間、夏はひんやり、冬はほんわか。
全館空調の快適さは、想像以上でした。
エアコンとの違いは「やさしさ」と「空気の質」
- 顔だけ暑い/足元寒い、というエアコン特有の不快感なし
- 風が出ないので乾燥しづらく、風当たりもゼロ
- 温水式で、床全体がほわっと温かい/さらっと冷たい
→低温やけどの心配もほとんどありません - 輻射熱で、家全体がじんわり温まる/冷える
床全体が「冷たくない」「温かい」と感じられるので、空間全体の快適さが段違いです。
実は省エネ&省スペース
- 一度つけたら基本1シーズンつけっぱなし(ON/OFFによるロスを抑える)
- 天井サーキュレーター付きで扇風機不要
- 太陽光・蓄電池と組み合わせることで電気代も抑制
※光熱費については後編で詳しく解説します
夏は少し暑い場合サーキュレーターをつけておけば風で涼しくなり、エアコンはほとんど使わずにすみます。
換気&湿度コントロールも優秀
どのメーカーで建てても、24時間換気システムはつける義務がありますが、一条の場合はこれも優秀。熱交換換気システムで、外気を室温に近づけて取り込んでくれます。
「さらぽか」には、ショッピングモールなどにも採用されている、デシカント方式の高性能24時間換気システムが付属。
梅雨でも、湿度を50%前後でキープしやすく、非常に快適です。
夏は外が暑すぎるので、床冷房をつけないとさすがに厳しいですが、梅雨の時期など曇りや雨が多ければ、換気システムだけで十分です。
今年は暑かったので5月に床冷房を入れましたが、6月下旬までほとんど床冷房を使わなかった年もありました。
床暖房・冷房の注意点は?
個人的には後悔ポイントはありませんが、注意が必要かなと思った点が二つ。
1.部屋ごとの温度調整がしにくい
一条の家は全館空調が前提なので、部屋ごとの温度差は出にくいです。
扉の下にすき間がある設計なので、設定温度の差があっても均されてしまう傾向があります。
2.さらぽかだと、加湿オプション「うるケア」がつけられなかった
「さらぽか」を選ぶと、換気システムに加湿機能を持たせる「うるケア」が使えない点には注意。
非常に迷いましたが、我が家はさらぽかを採用し、冬場は加湿器で対応しています。
まとめ:一条の性能は「本当に暮らしを変える」
今回は、一条工務店の家に3年半住んで実感した性能の魅力について、5つのうち2つをご紹介しました。
- 高気密・高断熱で、冬も夏も静かで快適
- 全館空調「さらぽか」で、空気の質ごと快適
この2つの組み合わせが、一条工務店の家の最大の魅力だと思っています。
後編では、残りの3つを取り上げます。
- 太陽光&蓄電池
- 災害への備え
- 外壁タイルについて
実体験に基づいてお話ししますので、ぜひご覧ください!
ではまた👋
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