こんにちは、ひいろです。
一条工務店で約30坪・2階建ての家を建てた我が家。
コンパクトな敷地で快適に暮らすために、何度も間取りを見直しました。
その中で、本当は採用したかったけど泣く泣く見送った間取りのアイデアがいくつかあります。
「採用していたらどうだったかな…」と、今になって少し後悔することも。
この記事では、我が家が最終的に選ばなかった2つの間取り案と、その理由をリアルにご紹介します。
- 一条工務店で家を建てる予定の方
- 間取りに迷っている方
- 30坪でどんな工夫ができるか知りたい方
こんな方のヒントになれば嬉しいです!
我が家の間取り
我が家は、【約100㎡の土地に30坪(15坪×2階)の一条工務店・2階建て住宅】を建てました。
土地の一部を駐車場にして、以下のような3LDK+Sの間取り(総2階)になっています。

- 1階:LDK17畳/洋室4畳
- 2階:洋室7畳+ウォークインクローゼット2畳/洋室約10畳(間仕切り可能)
- 2.5階:小屋裏収納4.5畳
より詳しい間取りや収納の工夫などについて、以下の記事で詳しく紹介しています。

不採用その1:ビルトインガレージ
戸建てを選んだ理由の一つは、敷地内に駐車スペースを確保できることでした。
とはいえ、車用スペースはそれなりに面積をとります。
ビルトインガレージにすれば、以下のようなメリットがあると感じていました。
- スペースを有効活用できる
- 雨に濡れずに玄関へアクセスできる
- 自転車や外遊び道具も収納可能
- ちょっとした趣味スペースにもなる
魅力的なポイントがたくさんでは?と思い、営業さんや設計士さんへ相談しました。
諦めた理由①:コスト面
ビルトインガレージを諦めた理由は大きく二つです。
そのうちの一つがコスト面。
少なくとも+350万円程度の費用がかかることがわかりました。
一条の家で最もお金がかかるのは、建物本体価格です。
当時でも坪単価は70万円超、ビルトインガレージの場合、2階の部屋の面積に加え、1階つまりガレージ部分も面積の50%が建築面積として加算されます。

オプションを全て吹き飛ばすほどのコスト増…
ビルトインガレージは確かに魅力的ですが、「このコストをかけるなら、他の設備や収納に回したい」と判断しました。
諦めた理由②:安全面
二つ目の理由は、安全面です。
ビルトインガレージを採用すると総2階ではなくなり、耐震性能に若干の影響が出る可能性があるとのこと。
アイスマートの耐震性は、以下の特徴により、実現されています。
- 箱型であること
- 耐力壁を採用し、更に天井・床も含む全ての「面」で地震のエネルギーを受け止める
もちろん、一条工務店の耐震性は非常に高く、こちらの記事で紹介したように、地盤が沈下しても「ジャッキアップで戻せる」という安心構造。
それでも、我が家としては「リスクはできる限り減らしたい」と考え、より安心感のある総2階を選ぶことにしました。
不採用その2:オープンステア+吹き抜け
不採用となったもう一つの間取りアイデアが「オープンステア+吹き抜け」。
モデルハウスで見たときは、開放感もあって本当に素敵!
「こんな家に住みたい…」と思える憧れの空間でしたが、最終的には見送りとなりました。
この間取りを採用するには、次のような条件が必要です。
- 縦に2畳分程度の吹き抜けが必須
- 階段下に収納や部屋は作れない(構造上スペースを活かしにくい)
諦めた理由①:安全面
オープンステアはデザイン性が高い一方で、階段形状は直線+幅が狭めになります。
スリッパを履いていると引っかかりを感じることもあり、小さな子どもが落ちる危険もゼロではありません。



しかも踊り場がないため、万が一の場合は一直線…
また、展示場ではゆったりとした幅広階段でしたが、我が家の30坪では通常幅しか取れず、大人がすれ違うのも少し窮屈な印象に。
安全性に対する不安が拭えず、我が家では「安心して使える階段」を優先することにしました。
諦めた理由②:収納優先
オープンステアの下は構造的に収納スペースを設けにくくなります。
一方、ボックスステア+回り階段にすれば、階段下に収納を確保可能。
オープン階段でも棚などを置いて収納を増やすことはできますが、「隠せる収納を少しでも多く確保したい」という我が家の方針には合いませんでした。


諦めた理由③間取り優先
吹き抜け(=2畳分の縦スペース)を取るためには、趣味部屋を諦める必要がありました。
- 楽器を使う部屋を寝室と同じ階にしたくない
- ピアノの搬入の都合上、1階に欲しい
- でも30坪の家に吹き抜けも趣味部屋も…は難しい
設計士さんと何度も調整しましたが、どうしても両立は困難。
最終的に、我が家では趣味部屋の確保を優先し、オープンステアを不採用としました。
趣味部屋を1階にしたことで、1階は団らんや趣味を楽しむ空間、2階は生活スペースとして使い分けることができました。



今では、家族の動線や暮らし方に合っていて、これで良かったと思っています
ちなみに、吹き抜けを採用しなくても、天井高を上げることで開放感を得る方法もあります。
一条工務店では、オプションで天井高を2.6mに変更することが可能です。
我が家では「コンパクトな家でも動線や収納を優先したい」と考えていたため、そこまで開放感を求めていませんでした。
とはいえ、展示場で見たときには「たった20cmでも想像以上に違う!」と感じたのも事実。
広さよりもゆとりや解放感を大切にしたい方には、検討する価値のあるオプションだと思います。
間取りは一つでも多く見た方が良い
今になって後悔していること
引き渡しからしばらく経った今、正直に言うと「ビルトインガレージ、やっぱり採用すれば良かったかも…」と思うことがあります。
というのも、当時は「子供部屋と夫婦の寝室があれば十分」と考えていましたが、今は在宅ワークをする機会もあり、仕事部屋が欲しいと感じるようになったからです。
実際、引っ越した当初は夫婦2人だったため、余った部屋を仕事部屋として使っていました。
しかし子どもが生まれた今、部屋数に余裕がなくなってきました。
ビルトインガレージを採用していれば、2階にもう一部屋つくることもできたはず。
追加費用は約350万円。35年ローンなら年間10万円、月にすると約1万円程度。
それで仕事部屋が確保できていたと考えると、「その選択もアリだったな」と思うこともあります。
当時は「その時のベスト」を選んだつもりでしたが、住んでみてわかることもありますね。
間取りは「状況に応じたもの」を「たくさん見る」が正解!
私が振り返って強く思うのは、もっと早く・もっと多くの間取りを比較しておけばよかったということ。
特に、子供を希望しているのであれば、子育てを意識した間取りをもっとたくさん見ておくべきでした。
当時は複数社から提案をもらってはいたものの、
- 自分たちの優先順位がまだあいまいだった
- 間取り図の見方やチェックポイントもよくわかっていなかった
という状況でした。
そのため、もう少し幅広く、プロの目線で提案された間取りを見ておくべきだったなと感じています。
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実を言うと、我が家の間取りは、他社の提案から着想を得た部分も多数あります(^^;
後悔のない家づくりのために、「自分たちでは思いつかなかった選択肢」に出会えるチャンスを、ぜひ活用してみてくださいね!
まとめ:理想と現実、そして暮らして気づくこと
「家は3軒建ててようやく満足のいく家ができる」とはよく言いますが、実際は一度きり。
当時の私たちは「理想の家ができた」と思っていたものの、暮らしてみて初めて気づく後悔もありました。
展示場のモデルハウスはどこも魅力的で、あれもこれも取り入れたくなりますが、現実には限られた面積・予算の中で取捨選択をすることになります。
だからこそ、間取りは「たくさん見て・比較して・納得する」ことが本当に大切だと感じました。
家づくりに正解はありませんが、「こうしておけばよかった…」という後悔は減らせます。
わが家の体験が、これから家づくりをされる方のヒントになれば嬉しいです。
ではまた👋
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