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【注文住宅の外構工事】優先度・費用感・失敗しないポイントを実体験から解説

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こんにちは、ひいろです。

今回は 外構工事 について、我が家が行った業者選びから引き渡し後の工事までの流れをまとめます。
外構は新築の最後の仕上げで、つい予算的にも順番的にも後回しにされがちですが、実は暮らしやすさに直結する大切な工事です。
我が家も限られた予算のなかで取捨選択し、工夫しながら満足のいく外構を実現できました。

本記事では、外構工事のタイミング・費用相場・優先順位・安くするコツを、我が家の実体験を交えてお伝えします。
これから外構を検討する方や悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。


目次

外構工事の基本とタイミング

外構工事をどのタイミングで行うかは、ハウスメーカー提携の業者に依頼するか、非提携の業者に依頼するかで変わります。

提携業者の場合

提携業者を利用する場合は、建物工事と並行して進められるため、完成した状態で引き渡しを受けられるのがメリットです。
引っ越し後すぐに生活できる安心感があります。

非提携業者の場合

一方で、我が家のように非提携業者に依頼した場合は、建物の引き渡し後に着工する流れになります。
引き渡しから入居までに時間的な余裕があれば問題ありませんが、間がない場合は優先度を決めて進めるのがポイントです。

例えば、

  • 郵便物の受け取りに必要なポスト(門柱)は最優先
  • 駐車場や玄関まわりは引っ越し前に済ませたい工事
  • 庭や装飾は引っ越し後でもOK

といった具合に、生活に直結する部分から優先して工事を進めるとスムーズです。
次の章で、具体的な優先度やおすすめの順番について解説していきます。

外構工事はどこから?優先度とおすすめの順番

外構工事とひとことで言っても、ポストや駐車場、庭やフェンスなど項目はさまざまです。
ただし、すべてを一度に完成させる必要はありません。
引っ越しのタイミングや生活スタイルに合わせて「どこから手をつけるか」を考えることで、限られた予算や時間を有効に使うことができます。

ここでは、我が家の実体験をもとに、外構工事を進める優先度とおすすめの順番について解説していきます。

郵便物の受け取りに必要なポスト(門柱)は最優先


新居に引っ越したその日から欠かせないのがポスト(門柱)です。
ポストがなければ、旧住所から郵便局で転送設定をしていても郵便物を受け取ることができません。
そのため、外構工事の中でも優先度はかなり高めです。

もし引っ越しまでに間に合わない場合は、簡易的な箱でも良いので郵便物を受け取れる環境を整えておきましょう。
我が家の場合は、外構業者さんがご厚意で仮のポストを貸してくださり、とても助かりました。
門柱やポストの設置が引っ越し後になる人は、業者さんに相談してみるのも一つの方法です。

また、ポストは毎日使うものなので、デザイン性よりも高さ・雨除け・使いやすさといった機能面を重視して選ぶのがおすすめです。
我が家は門柱を自分たちで調達(施主支給)し、機能性とコストの両方に満足できるものを設置しました。(詳細は後述します)

駐車場や玄関まわりは引っ越し前に済ませたい工事

毎日の出入りで必ず使う「駐車場」と「玄関アプローチ」も、できれば入居前に完成させておきたい優先度の高い工事です。

  • 駐車場
    • 駐車場をコンクリート仕上げにする場合は、養生期間(乾燥させる時間)が必要です。
    • 引っ越し直前に工事すると車が置けず不便になるため、余裕を持ったスケジュールで進めましょう。
    • 間に合わない場合、車が泥だらけになってしまうことも。
      我が家は一時的に近所で駐車場を借りてしのぎました。
  • 玄関まわり
    • 雨の日に泥で靴が汚れたり、荷物を運ぶたびにストレスにならないよう、最低限の通路やタイル張りは入居前に整えておくと安心です。
    • 一条工務店の場合、建物引き渡し時に玄関階段は最低限養生された状態で引き渡されます。
      我が家も、公道に直接つながる形だったため特に急ぎませんでしたが、引っ越しで汚れたり傷つくことを考えて、あえて後回しにしました。
引き渡し直後の玄関

庭や装飾は引っ越し後でもOK(ただし夏場の雑草には注意)

一方で、庭や装飾的な外構(花壇・植栽・フェンス・照明など)は、引っ越し後に少しずつ整えていくのでも問題ありません。

ただし、夏場は土のままだと雑草がすぐに伸びてしまい、管理が大変になります。
防草シートや芝・砂利敷きは、できるだけ早めに施工しておくと安心です。
外構業者さんと優先順位を相談しながら進めるのがおすすめです。


外構費用の相場と予算の考え方

外構は、家の契約後から計画しても十分間に合いますが、意外と費用がかかることも多いです。
「家にお金をかけすぎて希望の外構ができない」とならないよう、早めに予算を意識して計画しておくことが大切です。

外構費用はどのくらい?相場と割合

新築時の外構費用は、建物価格の1割〜2割程度が目安といわれています。
ただしこれはあくまで目安で、土地の広さや形状、希望する内容によって大きく変動します。

外構費用を考える際に大切なのは、「何にいくらかけるか」を具体的にイメージすることです。
主要項目ごとのざっくりとした相場は以下の通りです。

  • 駐車場コンクリート打ち:50万〜150万円(広さやデザインで変動)
  • フェンス・ブロック塀:10万〜50万円(長さや高さ、素材で変動)
  • ポスト・門柱:5万〜30万円(既製品か造作かで変動)
  • カーポート:20万〜70万円(1台用か2台用、屋根素材で変動)
  • 庭(ウッドデッキ・芝生など):20万〜100万円以上

外構は「絶対にやりたいこと」と「後からでもできること」を明確にし、予算にメリハリをつけることがポイントです。

我が家の実際の費用と配分

我が家では、限られた予算の中で優先順位を決め、外構を整えました。
最終的な外構費用は約124万円で、内訳は以下の通りです。

項目金額ポイント・工夫
駐車場コンクリート&装飾約15万円コンクリートの仕上げ・装飾で利便性UP
カーポート約20万円1台用タイプ、雨対策として必須
境界ブロック+フェンス約31万円プライバシー保護と境界確保
防草シート+砂利約6万円雑草対策で管理を簡単に
門柱(設置費用込み)約15万円施主支給で費用節約、郵便物・宅配対応
玄関階段&装飾約4万円通路確保、外観を整える
掃き出し窓用ステップ約1.5万円収納付きでガーデニング用品などを収納
庭装飾約6万円花壇や小物の装飾で雰囲気アップ
水栓約2万円使いやすさ重視
諸経費(残土処分など)約23.5万円作業費・運搬費など

「門柱」と「掃き出し窓用ステップ」は施主支給にすることで、費用を抑えることができました。
どちらも機能性にこだわりたかったので、自分たちで探すことで満足のいくものを見つけられました。

門柱
楽天で購入。
アプローチが狭く、玄関階段を下りるとすぐ公道に出る構造ですが、郵便物を横から取り出せるタイプなので便利。
宅配ボックス付きで通販も使いやすく、箱の形状次第ですが、スリムタイプで60サイズ、我が家のタイプは80サイズでも入ります。
我が家と同じ商品を後日近所でも見かけました。
余談ですが、我が家がこちらを設置した数ヶ月後に、近所に建った戸建て2軒も同じものを設置していました(笑)

掃き出し窓用ステップ
こちらも楽天で購入。
階段内に収納できるタイプで、趣味のガーデニングに使う植木鉢やスコップ、手袋などの小物をまとめてしまっています。

提携業者での見積もり

我が家は一条の営業さんを通して、提携業者からも見積もりをもらいました。
庭の装飾と境界フェンスの一部、門柱を除いた状態で金額はほぼ同じでした。

提携業者は「高い」と聞いていましたが、この見積もりは必要最低限の内容。
すべて希望通りに施工すると約3割増になる印象です。
相見積もりを取らなかった場合、費用が膨らんでいた可能性が高く、見積もりの重要性を改めて実感しました。


外構でやってよかったこと・やらなかったこと

実際に住んでみて、「この選択は正しかった」と感じるポイントと、採用を見送った選択肢をご紹介します。

やってよかったこと6選

  1. 駐車場コンクリート打ち&装飾
    • 雑草対策として最も効果的なコンクリート。日々の手入れも楽になりました。
    • 単調にならないよう、インターロッキングで装飾を入れてもらい、可愛さも確保。
  2. 境界フェンス
    • 隣家との境界を明確にし、プライバシーと防犯性を確保。
    • 道路側の見えやすい面は目隠しとしても機能し、安心感があります。
  3. 玄関階段の追加
    • 元々2段でしたが1段追加し、昇りやすくなりました。
    • 駐車場側は斜めにカットしたことで見た目も◎、車がぶつかる心配も減りました。
  4. カーポート
    • 雨の日の乗降が楽になり、車も汚れにくく快適。
    • 夏の直射日光や冬の霜・雪対策にもなり、毎朝の負担が減りました。
  5. 宅配ボックス
    • 共働き家庭には必須アイテム。
    • 施主支給の宅配ボックス付き門柱で、通販利用も快適に。
  6. 池の設置
    • ペットの亀の居場所は我が家の最重要案件でした(笑)
    • 脱走防止フェンスも設置し、自由に歩き回れるスペースを確保。

採用しなかったもの4選

  1. ウッドデッキ
    • 手入れが大変で、庭も広くないため採用せず。
    • インテリアや趣味用途ではなく、実用性重視の判断。
    • 手入れや防犯面を考え、砂利を選択。
    • 亀さんちょっと痛いかな?と思いましたが、問題なさそう。
  2. 花壇
    • 雑草対策と日当たりの都合で採用見送り。
    • 代わりに移動できるプランターで家庭菜園を楽しんでいます。
    • 業者さん曰く、せっかく作っても埋める人がそれなりにいるとか…
  3. 玄関の装飾
    • インターロッキングのみ施工。
    • 植栽や花壇は将来、子どもと一緒に検討する楽しみも残しておきます。

これらは採用しなくても生活に支障はなく、結果として正解だった選択です。

満足度の高かった工事

特に満足度が高いのはです。
ペットや趣味のガーデニング、家庭菜園が楽しめるプライベート空間で、1階リビングにした理由のひとつでもあります。

業者さんと何度もやりとりし、提案し合いながら、納得して作り上げました。
焦らず時間をかけて考えることで、本当に満足のいく庭づくりができました。


外構工事で失敗しないためのポイント

外構は、見た目だけでなく、「暮らしやすさ」に直結する部分です。
ここでは、我が家が経験から感じた、失敗しないためのポイントをまとめます。

優先順位の決め方

まずは「安全・防犯・雨対策・利便性」の4つを優先して考えると、暮らしやすさがぐっと向上します。

  1. 安全:玄関周りや駐車場など、日常的に使う場所を安全にする
  2. 防犯:フェンスや照明、砂利などで侵入対策
  3. 雨対策:コンクリートやカーポートで雨の日でも快適に
  4. 利便性:宅配ボックスで通販生活が捗る。子供の昼寝中の置き配にも◎

この基準をもとに、「今やるべきこと」と「後回しにしても良いこと」を明確にしましょう。

外構は最低限でOK?→後から追加工事は基本おすすめしない

入居後に「目隠しが欲しい」「日差しが強い」といった要望が出ることもありますが、後付けできるアイテム(フェンスや日よけなど)で対応するのがおすすめです。
理由は、外構工事には残土処分費や養生費、職人さんの人件費などがかかり、費用全体の2割近くにのぼるため。
「最低限整えて後から追加工事」は資金効率が悪くなるのです。

我が家も「ここもやっておけばよかった」と思う部分はありましたが、通販やホームセンターで対応できる範囲で済ませ、追加工事は行いませんでした。
引き渡し前に建物見学など行く機会があれば、外構についてもよくシミュレーションして検討することをおすすめします。

将来のことは必要に応じて考える

外外構は一度作るとやり直しが難しいですが、建物本体と比べると「あまり先を見越しすぎない方が効率的」な場合もあります。

  • アプローチが短いのにスロープを設置 → 実際に使う期間は短い&狭くなる
  • 駐車場を広めに → 土間コンの費用が増える
  • 老後用に手すりを設置 → 屋外は劣化しやすく、30〜40年後に使えない場合も

予算が余裕のある場合はこだわっても良いですが、無理に先を見越すより必要に応じて後から調整する方が効率的です。
我が家は建物は近い将来を見越した設計にしましたが、外構は後付けで対応できる部分も多く、結果的に合理的でした。

外構業者は早めに選ぶのがおすすめ

引き渡しから引っ越しまでの期間が短い場合は、業者選定を早く済ませておくことが重要です。
我が家は1週間で入居したため、外構は未施工のまま入居しましたが、早めに業者を決めていれば引き渡し直後から工事に取り掛かれた可能性があります。

ひいろ

それでも、一刻も早く寒い賃貸から暖かい一条の新居へ移りたかったので、多少の不便は我慢しました…

外構業者は早めに決定し、依頼することが重要です。

外構業者選びのコツ

外構は、ハウスメーカー提携業者、専門業者、DIYの3つの選択肢があります。

  • ハウスメーカー提携業者:建物との連携がスムーズだが費用高め
  • 専門業者:費用を抑えやすく、提案力も高いが自分で探す手間がある
  • DIY:費用を大幅に抑えられるが、時間と労力が必要

我が家は、専門業者に依頼し、複数の会社から相見積もりを取ることにしました。

相見積もりは必須

先ほど提携業者の見積もりも紹介しましたが、業者によってかなりの差があることが伝わったかと思います。
複数の業者から見積もりを取ることで、相場感がわかり、費用を抑えることができます
また、各社の提案内容や担当者との相性も比較できるため、納得のいく外構工事につながります。

実際我が家も、一括比較サイトを使い、3社から提案を受けました。
価格だけでなく、庭について一番親身に考えて様々な提案をしてくれた業者に決めました。
複数者に見積もりを取って良かったです。

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まとめ

今回は、我が家の外構工事の経験をもとに、業者選びから施工内容、費用、優先順位まで詳しく解説しました。
外構は家の「最後の仕上げ」とも言える部分で、見た目だけでなく暮らしやすさや安全性にも直結します。
限られた予算の中でも、どの工事を優先すべきか、どの工事は後回しでも問題ないのかを明確にすることで、満足度の高い家づくりが可能です。

我が家の体験を参考に、優先順位を整理しつつ、安心して外構工事を進めてみてください。
この記事が、現在外構検討中の方やこれからに向けて情報収集している方の参考になれば嬉しいです。

ではまた👋


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