こんにちは、ひいろです。
一条工務店で家を建てる際、「太陽光発電って実際どうなの?」「蓄電池って本当に必要?」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。
ひいろ私自身もそうで、検討中は先輩オーナーさんの光熱費の記事を読みあさっていました。
そこで、これから家づくりをされる方の参考になればと思い、我が家の実例として毎月の電気代を公開してきました。
この記事では、その月次レポートをもとに、太陽光発電+蓄電池を採用したオール電化住宅に住む我が家の、2025年1年間の電気代と収支をまとめて振り返ります。
- 2025年の買電額・売電額と実質の電気代
- 太陽光・蓄電池の稼働実績
- 月次データをまとめて見たときの、季節ごとの傾向
- 前年以前との比較
- 電気代を抑えるために意識していること
一条工務店 i-smartⅡ の実際の電気代が知りたい方や、太陽光・蓄電池の導入に悩んでいる方にとって、判断材料のひとつになれば嬉しいです。
※累計3年半分の光熱費と費用回収の検証については、こちらの記事で詳しくまとめています
2025年の電気代・売電の結果


まずは1年間の結果を見ていきましょう。
対象期間は、2024年12月10日〜2025年12月9日の1年間です。
- 一条工務店 i-smartⅡ/約30坪・2階建て
- 太陽光10kW+蓄電池7.04kWh
- オール電化(東京電力 スマートライフL)
年間サマリー:実質-51,202円
今年の買電・売電金額と、実質の電気代は以下のとおりでした。
- 買電:3,687kWh/149,812円
- 売電:5,190kWh/98,610円
- 実質負担額:-51,202円
売電量だけを見ると、年間を通して買電量を上回っています。
ただし、売電単価と買電単価の差や、基本料金の影響もあり、結果として年間で約51,000円(=月平均約4,250円)の実質負担となりました。



売電量が多くても、買電との単価差に加えて基本料金がかかるため、「実質マイナス」になることも多いです。
請求金額の内訳
我が家の契約は、東京電力のオール電化向けプラン「スマートライフL」です。
- 基本料金:44,892円(311.75円×12kVA×12ヶ月)
- 従量料金:91,030円
- 深夜:38,140円(27.86円×1,369kWh)
- その他:82,892円(35.76円×2,318kWh)
- 燃料費調整額:-29,997円
- 再エネ賦課金:13,890円(3.48円×1,592kWh+3.98円×2,095kWh)
※プランや契約容量によって内訳は異なります。



全体の30.0%が基本料金でした。
電気をあまり使わない月でも一定額がかかるため、年間で見ると、この固定費の存在感はかなり大きいと感じます。
月別の電気代一覧
各月の電気代と、買電量・売電量をまとめました。
| 月 | 買電 | 売電 | 買電金額 | 売電金額 | 電気代収支 | 前月比 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 470 kWh | 207 kWh | 17,888円 | 3,933円 | -13,955円 | -7,497円 |
| 2月 | 456 kWh | 295 kWh | 16,215円 | 5,605円 | -10,610円 | +3,345円 |
| 3月 | 396 kWh | 430 kWh | 14,665円 | 8,170円 | -6,495円 | +4,115円 |
| 4月 | 270 kWh | 500 kWh | 11,539円 | 9,500円 | -2,039円 | +4,456円 |
| 5月 | 92 kWh | 718 kWh | 6,511円 | 13,642円 | +7,131円 | +9,170円 |
| 6月 | 157 kWh | 521 kWh | 8,430円 | 9,899円 | +1,469円 | -5,662円 |
| 7月 | 292 kWh | 549 kWh | 12,372円 | 10,431円 | -1,941円 | -3,410円 |
| 8月 | 324 kWh | 588 kWh | 12,544円 | 11,172円 | -1,372円 | +569円 |
| 9月 | 347 kWh | 535 kWh | 12,965円 | 10,165円 | -2,800円 | -1,428円 |
| 10月 | 278 kWh | 344 kWh | 11,291円 | 6,536円 | -4,755円 | -1,955円 |
| 11月 | 258 kWh | 247 kWh | 11,411円 | 4,693円 | -6,718円 | -1,963円 |
| 12月 | 347 kWh | 256 kWh | 13,981円 | 4,864円 | -9,117円 | -2,399円 |
| 合計 | 3,687 kWh | 5,190 kWh | 149,812円 | 98,610円 | -51,202円 | |
| 平均 | 307 kWh | 433 kWh | 12,484円 | 8,218円 | -4,267円 |
月別に見ると、春〜夏にかけては売電が好調で、5月、6月は実質プラスとなりました。
一方、冬場は暖房の影響もあり、どうしても厳しい結果になっています。
前提:我が家の太陽光・蓄電池のスペックと条件
上記の結果を出した、我が家の住宅スペックは以下のとおりです。
- シリーズ:一条工務店 i-smartⅡ
- 延床:約30坪、2階建て
- 地域:関東の平野部(雪はほとんど降らない地域)
- 太陽光容量:10kW(屋根いっぱいに搭載)
- 屋根勾配:1.5寸(約8.5度)・南向き
- 蓄電池容量:7.04kWh(パッケージ)
- オール電化住宅(ガスなし)
- さらぽか採用(床暖房&床冷房)
- 契約プラン:東京電力 スマートライフL
- 家族構成:夫婦+子供1人



オール電化なので、光熱費は電気のみです!
なお、本記事で公開している実績は、あくまで我が家の条件での1年間の結果です。
家族構成や生活スタイル、地域、設備仕様によって電気代は大きく変わるため、「こういう家もある」という実例として参考にしていただければと思います。
太陽光・蓄電池の稼働実績


ここからは、一条工務店のアプリから取得したデータをもとに、2025年1年間の太陽光・蓄電池の稼働実績を振り返っていきます。
月次レポートではその月ごとの動きを見てきましたが、年間でまとめて見ることで、季節ごとの傾向や全体像がより分かりやすくなります。
発電・売電・消費の内訳
今年の自家消費率は約53.9%。
発電した電気の半分以上を、家庭内(+蓄電池)で使用しました。
今月の内訳は以下のとおりです。
- 発電量:11,708 kWh
- 消費量:9,504 kWh
- 売電量:5,396 kWh
- 買電量:3,640 kWh
※電力会社の請求明細と一条工務店アプリでは、毎月若干の誤差が出るようです。(理由は不明)



家庭ごとの差が大きいため、あくまで参考値としてご覧ください。
一般的には、売電単価が高い設置後10年は「なるべく売電に回した方が良い」と言われることが多いです。
ただし我が家の場合は、売電単価よりも買電単価の方が高いため、「できるだけ自家消費し、余剰分を売電する」という使い方をしています。
その結果、売電量もある程度確保しつつ、自家消費率は5割超。
電気代を抑えるという意味では、「売る・使う」のバランスは比較的うまく取れているかと思います。
月別の発電量・電気使用量の一覧
毎月の発電・消費・売電・買電量の詳細は、以下のとおりです。
| 月 | 発電量(kWh) | 消費量(kWh) | 売電量(kWh) | 買電量(kWh) | 自家消費率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 768 | 975 | 214 | 462 | 72.1% |
| 2月 | 890 | 993 | 303 | 448 | 66.0% |
| 3月 | 967 | 879 | 443 | 388 | 54.2% |
| 4月 | 1,042 | 755 | 515 | 265 | 50.6% |
| 5月 | 1,162 | 481 | 738 | 91 | 36.5% |
| 6月 | 1,046 | 628 | 537 | 153 | 48.7% |
| 7月 | 1,194 | 864 | 587 | 293 | 50.8% |
| 8月 | 1,258 | 926 | 609 | 316 | 51.6% |
| 9月 | 1,145 | 892 | 554 | 339 | 51.6% |
| 10月 | 863 | 735 | 368 | 279 | 57.4% |
| 11月 | 625 | 588 | 255 | 254 | 59.2% |
| 12月 | 748 | 788 | 273 | 352 | 63.5% |
| 合計 | 11,708 | 9,504 | 5,396 | 3,640 | 53.9% |
| 平均 | 976 | 792 | 450 | 303 |
表で並べて見ると、発電量が多いのは4月〜9月(3月10日〜9月9日使用)の6ヶ月であることが分かります。
逆に、最も少ないのは12月・1月(11月10日〜1月9日)。



天候要因ももちろんありますが、日照時間が短くなる影響が特に大きいと感じます。
また、冬は発電量自体が少ないうえに暖房などで消費が増えるため、売電に回せる電気はほとんどありません。
ただしその分、発電した電気を家庭内で使い切れる割合が高く、売電よりも単価の高い「自家消費」が中心になることで、結果的に電気代の抑制につながりました。
一方、夏場は冷房などで消費電力も増えますが、それ以上に発電量が伸びるため、日中は自家消費で買電を抑えつつ、余剰分は売電に回せる状況になります。



太陽光発電は季節差の大きい設備ですが、売電が少ない月でも電気代を抑える役割はきちんと果たしてくれています。
年間で見ると、トータルでいつでも頼れる存在だと感じました。
季節ごとの電気代と傾向


ここからは、1年を季節ごとに区切り、電気代の傾向を見ていきます。
月別で追うよりも季節単位でまとめることで、「なぜこの時期に電気代が上がる(下がる)のか」が、よりはっきり見えてきました。
なお、本年4月・8月・9月の電気代には、国の物価高騰対策として実施された「電気・ガス料金支援」が反映されています。
燃料費調整額に反映されたことで、通常よりも数百円程度安くなっています。
冬(1〜3月):暖房&日照時間短めで厳しい(-31,060円)
1月〜3月は、前年12月10日〜当年3月9日までの使用が反映されています。
- さらぽか(床暖房)を本格稼働
- 外気温と室温の差が20℃以上になる日も
- 日照時間が短く、発電量が伸びにくい



暖房による消費増に対し、発電量が少ないため、発電<消費になりやすい時期です。
春(4〜6月):1年で唯一実質プラスに!(+6,561円)
4月〜6月は、3月10日〜6月9日までの使用が反映されています。
- 外気温が安定し、冷暖房はほぼ不使用
- 日照時間が長く、発電量が大きく伸びる
- この条件が重なり、5月・6月は売電額が買電額を上回る結果に



1年の中で、もっとも太陽光の恩恵を感じやすい季節です。
夏(7〜9月):冷房フル稼働だが発電も多い(-6,113円)
7月〜9月は、6月10日〜9月9日までの使用が反映されています。
- さらぽか(床冷房)稼働+夜間はエアコン併用
- 消費は増えるが、日照時間が長く発電量も多い



春に比べると使用量は増えますが、発電・売電が伸びるため、収支は比較的踏みとどまる結果となりました。
秋(10〜12月):売電が減って実質負担増(-20,590円)
10月〜12月は、9月10日〜12月9日までの使用が反映されています。
- 日照時間の短縮で発電量が大きく減少
- 後半からはさらぽか(床暖房)も稼働開始



夏より消費量は少ないものの、売電量が減ることで実質負担は増加。
日照時間の重要性を強く感じる時期です。
今年の振り返りと電気代節約のために


ここからは、今年1年の生活状況を振り返りながら、
「なぜこの結果になったのか」「数字の裏にある要因は何だったのか」を整理していきます。
今年の振り返り
前年やそれ以前と比較しつつ、今年の電気代に影響した出来事を振り返ります。
数字で見る4年間の推移
まずは、入居してからの4年間を、数字で振り返ってみます。
| 年 | 発電量 | 消費量 | 売電量 | 買電量 | 売電金額 | 買電金額 | 電気代収支 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022 | 10,526 kWh | 6,083 kWh | 6,616 kWh | 2,567 kWh | 124,488円 | 110,525円 | +13,963円 |
| 2023 | 12,190 kWh | 7,637 kWh | 6,791 kWh | 2,678 kWh | 125,590円 | 118,579円 | +7,011円 |
| 2024 | 11,570 kWh | 8,252 kWh | 5,939 kWh | 3,067 kWh | 109,706円 | 126,918円 | -17,212円 |
| 2025 | 11,708 kWh | 9,504 kWh | 5,396 kWh | 3,640 kWh | 98,610円 | 149,812円 | -51,202円 |
消費量や電気代は年々増加
2022年は年初から入居していたわけではなかったのでやや少なくなっていますが、この4年間で発電量自体はほとんど変わっていません。
一方、消費量は年々増えてきています。
このように、発電量はほぼ横ばいな一方で、消費量だけが増えてきたことで、売電に回る余剰が減り、不足分を買電で補う年が増えてきました。
要因は在宅時間の増加と子供の影響、電気代高騰
2024年の途中から産休・育休に入り、在宅時間が長くなりました。
また、子供の健康を考えて冷暖房を惜しみなく使ったり、洗濯&乾燥の回数も増えました。
さらに大きいのが、電気代単価そのものの上昇です。
2022年2月時点では、
・深夜:17.78円
・その他時間:25.8円
それが2025年12月時点では、
・深夜:27.86円
・その他時間:35.76円
燃料費調整額による値引きはあるものの、基本となる単価は大きく上がっています。



電気代そのものについては、こちらではどうしようもないことですが…
電気代節約のために気をつけていること
太陽光や蓄電池のおかげで、電気代を過度に気にせず生活できているのは事実です。
それでも、「できる範囲で少しでも節約したい」という気持ちはあり、我が家では次のような点を意識しています。
大きく節約するというより、「無理なく続けられる範囲」での工夫です。
- エコキュートの湯沸かしは夜中ではなく午前中に行う
- 夜間に蓄電せず、日中の発電分から蓄電する設定に
- 煮込み料理は夕方までに済ませる
- 洗濯はできるだけ晴れた日に行う(乾燥機は電気を食うため)
- 生ごみ処理機も晴れた日に稼働



消費電力の大きい家電は、なるべく日が出ている時間帯に使うことを意識しています。
電力会社を比較する
煮込み料理は休み中限定ですが、少しでも電気代を抑えようと必死です(笑)
東京電力の場合、どうしても基本料金の負担が大きく、「いくら節約しても、ここがネックだな…」と感じることも。
実は一度、基本料金がない電力会社も検討しました。



ただ、我が家の地域や使い方では、結果的に今のプランが一番合っているという結論に。
結果的に電力会社を変えませんでしたが、使い方や地域が違えば、電気代が下がるケースもあります。
「今の電気代、高いのかな?」と少しでも感じた方は、比較サービスで一度チェックしてみると、判断材料になると思います。
👉【PR】



電力会社は、売電先と異なっていても問題ありません。
思い切って見直してみるのも、電気代節約の一つの手ですね。
まとめ
今回は、一条工務店で太陽光発電&蓄電池を搭載した我が家の、2025年の電気代と稼働実績をまとめました。
数字だけを見ると分かりにくい部分もありますが、生活状況や季節要因とあわせて振り返ることで、太陽光・蓄電池の「実際の効果」が見えてきます。
- 2025年の実質電気代は約-51,000円
- 買電増・売電減の影響で、実質負担は前年よりも増加。
- 自家消費率は約54%
- 発電量の半分強を自家消費として活用。
- 一部の時期で国の「電気・ガス料金支援」が実施
- 燃料費調整額に反映され、kWhあたりの電気代が一時的に値下げ。
- 太陽光は季節差が大きい設備だが、年間を通して電気代抑制に貢献
- 売電が多い月はもちろん、売電が伸びない冬も自家消費で電気代を抑制。
- 4年間で消費量・電気代ともに年々増加
- 在宅時間の増加と子供の影響、電気代高騰が主な要因。
今後も、毎月・毎年の電気代や生活状況を記録しながら、リアルなデータを発信していく予定です。
太陽光や蓄電池を検討している方へ、少しでも参考になれば嬉しいです。
ではまた👋
3年半分の光熱費データをもとに、太陽光・蓄電池の費用回収を検証した記事はこちらです。


【資料請求サービス】
👉【PR】タウンライフ家づくり
👉【PR】持ち家計画
いずれも無料で、自宅にいながら一気に比較・検討ができる便利なサービスです。
【住宅ローン比較・ライフプラン相談】
👉【PR】モゲチェック
👉【PR】住もうよ!マイホーム
住宅ローン含めた家の資金計画や、ライフプランをプロに相談するのもおすすめです。
【その他】
👉【PR】タウンライフリフォーム(エクステリア・外構特集)
住宅取得は情報収集がとても大事。
我が家も資料請求で情報を集め、FP相談で背中を押されて住宅購入へ踏み切れました!
コスパ・タイパよく必要な情報を集めて、快適なお家ライフを満喫しましょう^^







